トヨタ「プリウス」累計販売台数100万台を突破

約450万トンの排出抑制効果

　トヨタは、全世界での「プリウス」の累計販売台数が、2008年４月末までに約102万８千台に達したことを発表した。
　トヨタでは、４月末までに世界各国で販売したプリウスのCO2排出量は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車と比較し、約450万トンの排出抑制効果があったと試算しており、地球温暖化の原因のひとつとされるCO2の削減に寄与したと考えている。
　トヨタは、今後もこのシステムの高い応用性を活かし、2010年代の出来るだけ早い時期での年間100万台の販売の実現に向け、積極的な取り組みを展開していく方針だという。