インテリアは室内空間がやや広くなった。ホイールベースは変わらないが、ボディの全長が80mmも伸びたので、それが室内空間にも反映された部分がある。さらに後席のシートの座面がやや高く設定されているので、前方視界の開けた明るく開放的な後席空間が作られている。
試乗したプレミアムには設定がなかったが、シエロとGTiには大きなガラス面積を持つパノラミックサンルーフが標準で装備されている。電動式のサンシェードも付いているので直射日光を受けることもない。
ボディが大きくなったことの効果はラゲッジスペースに最も良く現れている。標準状態でも348L、後席を倒せば1201Lもの容量のある空間が生まれる。
インパネデザインはシンプルかつクリーンなもの。内装の表皮についてはさまざまな仕様をブラインドタッチでチェックして、入念なチョイスがなされたという。装備面では室内に香りを流すパフュームデフューザーなど、特徴的な装備もいくつか用意されている。
シートはグレードに応じてファブリック、レザー、ハーフレザーの3種類が用意される。