プジョー 308 エクステリア
プジョー 308 フロント

207にも共通する大きなグリルやV字をモチーフにしたデザインが印象的。個性的で存在感のフォルムが最大の特徴だ。

プジョー 308 リヤ

ボディサイドからリヤにかけても立体的な面構成で、とても安定感を感じさせてくれるフォルムだ。

プジョー 308 フロントマスク

ツリ目のヘッドライトやV字のライン、そして大きなバンパー開口部など最近のプジョーファミリーに共通するデザインイメージが与えられている。

プジョー 308 リヤコンビランプ

シンプルなデザインのリヤコンビランプがとても印象的。ボディのプレスラインにあわせた立体感のあるデザインが個性的だ。

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達人「松下 宏」が斬る!

プジョー 308 評価

松下 宏

職業:自動車評論家
中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して...

プジョーの主力モデルが早くも日本市場に導入された

 2シリーズと並ぶプジョーの主力モデルとなるのが3シリーズ。そのルーツは19世紀にまで遡るとされているが、これはクルマでなくプジョーブランドのペッパーミルのもの。クルマは304が始まりだ。
 日本市場でプジョーが伸びるキッカケとなったのは306シリーズのヒットであり、それをさらに307シリーズが受け継いだ後、今回の308が登場してきた。
 ひと世代前の307シリーズは世界では330万台ほどの販売実績があり、日本でも2万5000台ほどが売れていたので、その保有母体をベースに308の拡販が進められることになる。
 本国では2007年9月に発売されているが、それが1年足らずで日本に導入されたのは比較的早い。1年以内に全世界に展開することを目標に開発を進めたという。

安定感を感じさせる個性的なフォルムが好印象

 外観デザインはボディのワイド&ロー化が大きなポイント。ボディの全長と全幅を拡大しながら全高を抑えたので、とても安定感のあるボディスタイルになった。全幅は60mm拡大されて1820mmになったので、日本での使い勝手にやや影響する面もあるが、ヨーロッパではこのクラスのサイズは当たり前になっているので止むを得ないところだろう。
 フロント回りは207などでも採用された大きく口を開けたようなグリルのデザインが特徴。またボンネットフード上からインテリアに至るまで、随所にV字型のシェイプをモチーフとしたデザインが採用されている。

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代表グレード
プレミアム
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4290×1820×1515mm
車両重量[kg]
1360kg
総排気量[cc]
1598cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
140ps(103kw)/5800rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
24.5kg-m(240N・m)/3500rpm
ミッション
4速AT
10・15モード燃焼[km/l]
10.8km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
299.0万円
発売日
2008/5/8
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム