ディーゼルエンジンなどへも取り組み

 トヨタは、1月13日、2008年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、2010年までに、リチウムイオン電池を搭載したプラグインハイブリッド車を、米国を始めとした地域でフリートユーザー向けに販売することを発表した。搭載されるリチウムイオン電池は、トヨタ自動車と松下グループが共同出資している、パナソニックEVエナジーの大森工場における量産化を検討している。
 今回の発表はプラグインハイブリッド車の普及に向け、次のステップに進むもの。プラグインハイブリッド車の他、FCHV、FFV、ディーゼルエンジン等についても取り組みを進めており、今回、近い将来に、北米市場向けに販売されている大型ピックアップトラック「タンドラ」、及び大型SUV「セコイア」に、新型V8クリーンディーゼルエンジンを投入することを併せて発表した。