三菱 ランサーエボリューションX インテリア
三菱 ランサーエボリューションX インテリア

基本的にはギャラン フォルティスと共通のデザインだ。だがステアリングをはじめ、細かいパーツは専用品が装着されている。

三菱 ランサーエボリューションX フロントシート

GSRにはレカロ製のシートが標準で装着される。またオプションでレザー仕様も選択可能だ。

三菱 ランサーエボリューションX リヤシート

ボディサイズが拡大されたこともあり、リヤシートの居住性もアップしている。

三菱 ランサーエボリューションX メーター

サードシートは緊急用としては十分なスペースがある。シートの厚みもそれなりに確保されているので、ある程度は実用的に使える。

三菱 ランサーエボリューションX メーター

スピードメーターは300km/hスケールとなり、パフォーマンスの高さを感じさせてくれる。文字盤も大きく視認性も良好だ。

三菱 ランサーエボリューションX シフトレバー

三菱 ランサーエボリューションX 5速MT

今回から新たにツインクラッチSST仕様が追加された。これは2ペダルのマニュアルトランスミッションで、スポーティな走りとイー時ドライブを両立させてくれる。また通常の5速MTモデルもラインアップする。

三菱 ランサーエボリューションX S-AWDスイッチ

ACDやAYCなどを統合制御するS-AWDシステムを採用。路面状況に合わせて3つのモードから最適なものを選択できる。

三菱 ランサーエボリューションX ラゲッジ

4WDシステムのスペースのため、ラゲッジ容量はベースのギャラン フォルティスよりも少なくなっている。だが、よほど多くの荷物を積まない限り困ることはないだろう。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

歴代モデルで最高の質感を持つインテリア

三菱 ランサーエボリューションX レザーコンビネーションインテリア

 室内はランエボの歴史の中で一番質感が高くなった。ブラックに統一されすっきりしたデザインのダッシュボードだが豪華な感じもする。インストルメントパネルは左のタコメーターと右のスピードメーターの間にはボードコンピュータの様々なインフォメーションが表示できるようになっている。
 運転席と助手席はフルバケットのレカロシートが装着されている。スポーツドライビングに適したクッション厚でフィット感があり、横Gを受けたときのホールド性も高い。オプションでニットと本皮を組み合わせたレザーコンビネーションも選べる。左右のショルダーにはフルハーネスシートベルトのベルトを通す穴も用意されている。
リヤシートはランエボならもっと質素にしてもいいと思うが、通常のセダン並みの見栄えだ。競技車のベースになるRSを除き、3点式シートベルトとヘッドレストが3人分装備されているのはエライ。

専用ステアリングはスポーティな走りにも応えてくれる

三菱 ランサーエボリューションX ロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステム

 ハンドルは皮巻きリムの3本スポークで径は365Φと扱いやすいサイズだ。中央のホーンボタン兼用のクラッシュパッドには大きなスリーダイヤモンドが輝く。
 ギヤボックスがツインクラッチSSTはステアリングコラムに固定されたパドルシフトが装備される。左のパドルがシフトダウン、右がシフトアップとオフだ。このコラム固定のパドルシフトは個人的には好きではない。ワインディングロードやサーキットでハンドルを動かしながら操作しにくいからだ。

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代表グレード
GSR(ツインクラッチSST)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4495×1810×1480mm
車両重量[kg]
1540kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
280ps(206kw)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
43.0kg-m(422N・m)/3500rpm
ミッション
6速ツインクラッチSST
10・15モード燃焼[km/l]
10.0km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
375.06万円
発売日
2007/10/1
レポート
こもだ きよし
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム