三菱 ランサーエボリューションX エクステリア
三菱 ランサーエボリューションX フロント

大きく張り出したフェンダーなどにより、スパルタンなイメージをプラスしている。とても安定感があり、走りの良さを感じさせる。

三菱 ランサーエボリューションX リヤ

大型のリヤウイングやディフューザーは空力効果を追求した形状。エボモデルにふさわしいルックスと性能を両立させているのだ。

三菱 ランサーエボリューションX フロントマスク

歴代のランサーエボリューションと同じく、大きな開口部が開けられたフロント版亜パー。冷却効率を高め、エンジンのポテンシャルをフルに発揮することができる。

三菱 ランサーエボリューションX リヤコンビランプ

シャープなデザインのリヤコンビランプはベースのギャラン フォルティスと同形状。せっかくのエボモデルなのだから、もう少し手を加えて欲しいところだ。

三菱 ランサーエボリューションX リヤディフューザー

先代のランサーエボリューションIXなどと同様、リヤにディフューザーを装備している。高速域でのハンドリングの安定性に大きく貢献しているのだ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

達人「こもだ きよし」が斬る!

評価

こもだ きよし

職業:モータージャーナリスト
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)、JAF交通安全委員会委員、セーフティドライビング・インストラクター・アカデミー会長、警察庁運転免許制度に関する懇談会委員、BMWドライバー・トレーニング・チーフインストラクターなど...

数々の専用アイテムを装備し第4世代へと進化した

三菱 ランサーエボリューションX エアアウトレット

 ランエボが進化して10代目になりランサーエボリューションX(テン)として登場した。第1世代はエボI〜III、第2世代はIV〜VI、第3世代はVII〜IXだったが、いよいよ第4世代に突入した。その中身はこれまでより走る楽しさ、持つ喜びを追求したクルマになっているという。
 エクステリアはギャランフォルティスに似ているように見える。それもそのはず日本以外のマーケットではランサーとして売っているのだから似ていておかしくない。でもランエボXに似ているのはシルエットだけで実際にボディ外板で共通するのはドアとピラーとルーフだけだ。ランエボXはフェンダーが盛り上がり、より幅の広いタイヤを履いている。
 ボンネット、ラジエーターグリル、トランクリッドもランエボX専用ボディになっているから、ギャランフォルティスとは別のクルマなのだ。

シーケンシャルシフト仕様が新たに登場!

三菱 ランサーエボリューションX リヤウイング

 グレードは大きく分けてGSRとRSの2種類である。GSRは一般道の走行に適した装備でRSはモータースポーツ用として開発されたものだ。そのほかGSRには様々なパッケージが用意してあるので、この中から選ぶのも楽しみだ。タイヤもアドバンA13CとアドバンA13A(こちらがハイグリップ)の2種類が用意されている。
 それぞれのグレードは5速MTかツーペダルのTC-SST(ツインクラッチ・スポーツシフトトランスミッション)のチョイスができる。

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代表グレード
GSR(ツインクラッチSST)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4495×1810×1480mm
車両重量[kg]
1540kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
280ps(206kw)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
43.0kg-m(422N・m)/3500rpm
ミッション
6速ツインクラッチSST
10・15モード燃焼[km/l]
10.0km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
375.06万円
発売日
2007/10/1
レポート
こもだ きよし
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム