ランエボが進化して10代目になりランサーエボリューションX(テン)として登場した。第1世代はエボI〜III、第2世代はIV〜VI、第3世代はVII〜IXだったが、いよいよ第4世代に突入した。その中身はこれまでより走る楽しさ、持つ喜びを追求したクルマになっているという。
エクステリアはギャランフォルティスに似ているように見える。それもそのはず日本以外のマーケットではランサーとして売っているのだから似ていておかしくない。でもランエボXに似ているのはシルエットだけで実際にボディ外板で共通するのはドアとピラーとルーフだけだ。ランエボXはフェンダーが盛り上がり、より幅の広いタイヤを履いている。
ボンネット、ラジエーターグリル、トランクリッドもランエボX専用ボディになっているから、ギャランフォルティスとは別のクルマなのだ。
グレードは大きく分けてGSRとRSの2種類である。GSRは一般道の走行に適した装備でRSはモータースポーツ用として開発されたものだ。そのほかGSRには様々なパッケージが用意してあるので、この中から選ぶのも楽しみだ。タイヤもアドバンA13CとアドバンA13A(こちらがハイグリップ)の2種類が用意されている。
それぞれのグレードは5速MTかツーペダルのTC-SST(ツインクラッチ・スポーツシフトトランスミッション)のチョイスができる。