次期アルファードと確定的なFT-MV

今回も新型車のプロトタイプが目白押し!

次期アルファードとされるFT-MVのリヤビュー

 今年は10月27日から幕張メッセで東京モーターショーが一般公開されます!今回も各社のブースを彩るコンセプトカーやコンパニオンが見どころとなりますが、中古車好きの私としては、もうすぐ登場しそうな市販車のプロトタイプに一番注目しています。

 中古車市場は新型車が出れば現行モデルの相場が下がるのが鉄則なので、もうすぐ登場する予定のクルマが分かれば、少し待てば安く買える車種や、逆に今が売り時のクルマが分かってくるのです。ここではそんな来年あたりの中古車相場や、買取相場に影響を与えてきそうなクルマ達を紹介します。

トヨタ最大の注目車は次期型アルファード!

次期型アルファードのインパネはこんな感じになるようだ

 トヨタブースの注目は、FT-MVと名付けられた次期型のアルファードです!まだ、試作車レベルのデキですが、エクステリアの全体的なイメージはこんな感じで発売されるでしょう。ヘッドライトやグリルはショーモデルっぽいですが、ボディサイズがひと回り拡大され、先代に比べて押し出し感が強まり、優雅なデザインにまとめ上げています。

 インテリアも大型のセンターコンソールが採用され、ゴージャスな雰囲気が高まっています。リヤシートはファーストクラスのようなキャプテンシートを装備。このシートも完成度が高いので、こんな感じの設定も出てきそうです。

 エンジンは公表されていませんが、エスティマと同じように2.4リットル(CVT)と3.5リットルのV6(6AT)あたりが搭載されてくると思われます。全体的な出来栄えを見ると、発売は来年の夏ぐらいといった感じです。インテリアも見どころが多いので、詳細は東京モーターショー会場でジックリとチェックしてください。

早くもクラウンがフルモデルチェンジ!

新型クラウンのエクステリアはキープコンセプトだ

 そしてもう一台の注目車が次期型クラウンハイブリッドです。こちらのほうは、もうディーラーの展示車と見間違えるぐらいの完成度の高さを持っていますので、年末か来年初頭ぐらいには発売されるでしょう。東京モーターショーに出品されるのは、ハイブリッドモデルですが、これもガソリン車とほぼ同時に発売されそうです。

 クラウンもボディサイズが多少大きくなっていますが、デザイン的にはキープコンセプトといった感じです。インテリアもオーソドックスな感じですが、メーターパネルがカラー液晶となり、ドアを開けるとクラウンの動画が表示されるなど、凝った演出も見られます。

 パワートレーンはレクサスGSのハイブリッドと共通のシステムを、多少燃費寄りに振って搭載しているようです。ガソリン車は今と同じように3.5リットルのV6となるでしょう。クラウンはもうすぐ発売なので、現行モデルに乗っている人は年内ぐらいの売却を目指したほうが無難です。

3mを切る超コンパクトカーも来年市販されるようだ

 さらにトヨタではiQコンセプトというパッソよりもコンパクトな小型車が出品されますが、これも市販しそうな感じなので、注目しておきたいクルマです。あと、レクサスではハリアーの後継車となりそうな、LF-Xhというコンセプトカーが出ます。でも、まだインテリアの完成度が低いので、来年は難しいかもしれません。

日産は新型GT-Rと次期ティアナが登場!

新型GT-Rは東京モーターショー当日まで覆面は外さない

 日産ブースは6年前にゴーン社長が明言したとおり、新型GT-Rの市販バージョンが遂に登場!詳細は10月24日まで公開されないが、3.8LのV6ツインターボを搭載して驚異的なスペックを発揮するようだ。この新型GT-Rが出ても、あまりスカイラインGT-Rの中古車相場に影響はなさそうだが、ジックリとチェックしておきたい一台です。

次期型ティアナと考えられる大型FFセダンのインティマ

 そして日産もう一台の注目は次期ティアナの後継といわれている大型FFセダンのインティマ。ボディサイズがシーマ並みにデカくなっていますが、スタイリングは堂々とした雰囲気を手に入れています。観音開きのドアを採用するなど、まだインテリアの作りこみなどはコンセプトカーレベルですが、エクステリアはこんな感じになるみたいです。このサイズで日本でそのまま発売できるかどうかもビミョーなところですが…

PART2ではホンダ、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツを紹介します。