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地球温暖化や資源問題など、クルマを取り巻く環境は厳しくなってきているだけに、ユーザーレベルでもできる限りの努力はしたいもの。かといって、我慢や無理するのでは意味なし。モータージャーナリストのこもだ氏が、スマートなエコドライブをレクチャーする! |
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エコドライブの話をする前に、まず21世紀らしい生活のしかたを考えてみたいと思う。その中でどのようなドライビングするかを考えたい。 エコロジー、エコノミー、セーフティという3つの項目を満足する生活、満足できるドライビングを目指すことが大事だ。日本ではエコロジーが流行るとすべてを投げ打ってエコロジーに走る傾向がある。セーフティが流行るとセーフティだけだ。しかし21世紀らしく、エコロジー、エコノミー、セーフティの3つとも満足させられるようにすることによって、永く続ける価値が出てくる。 エコロジーも大事だがセーフティも重要だ。怪我をしないように、死なないようにすることはもっとも重視しなくてはならないということだ。また経済性(エコノミー)を無視してエコロジーを目指すのもナンセンスである。 クルマに乗り込んでから発進するまでの操作順序を考え直そう。シートベルトをしてからエンジンを掛ける。エンジンを止めてからシートベルトを外すこと。これが3つを満足させる運転のベースになる。 |
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ガソリン価格が高騰しているというのに、エンジンをこまめに切るドライバーは少ない。暑いからといってクーラーを利かせるためにクルマに乗ったらすぐにエンジンをかける。冬は寒いとすぐにエンジンをかける。エンジンがかかっている時間を最小限にすることが、誰にでもできるエコドライブなのに、それをやろうという意思が見えてこない。
技術の進化についていけないドライバーがほとんど。コンピュータ制御のおおかげで、アクセルペダルを戻して惰性で走っているときは一滴のガソリンも使わずに走れることや、暖機運転は不要になったことは知っておいてほしい。せめて満タン法でいいから燃費を測ってもらいたい。 そこで今回は一般ドライバー代表として、ガリバー富士店の吉沢店長に登場していただいた。 |
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ドライビングテクニックも重要だけど、クルマの調子が悪くては本末転倒。本来の性能を出せなくては、燃費がよくなるわけはない。そこで重要なのがメンテナンスなのだが、特別な点検・整備が必要なのでもなく、日常レベルで簡単なポイントをチェックするだけでも大違い。最近のクルマは素人では手が出しにくくなってはきているものの、消耗品などの定期交換はしっかりと行なってやろう。 |
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