フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント エクステリア
フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント フロント

従来モデルに比べてひと回りボディが拡大され、存在感が増している。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント リヤ

基本的にはオーソドックスなワゴンのデザインながら、前後のピラーを寝かせてエモーショナルなデザインを採用している。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント フロントマスク

最近のフォルクスワーゲンファミリー同様、台形のワッペングリルを採用している。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント フロントマスク

上級グレードの2.0TSIスポーツラインはフォグランプが標準装備となる。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント 2.0TSIスポーツライン エンブレム

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TSIコンフォートライン エンブレム

グレードによるエクステリアの変更点はホイールやエンブレムなど、最小限に抑えられている。

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント マフラー

マフラーはスポーティな2本出しタイプを採用する。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

達人「松下 宏」が斬る!

評価

松下 宏

職業:自動車評論家
中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して...

ボディサイズが大きくなって存在感がアップした!

 ゴルフをベースにしたステーションワゴンは今回のモデルが3代目に当たる。これまでの2代のモデルではゴルフワゴンと呼ばれていたが、ゴルフVをベースにした今回のモデルから本国と同じようにゴルフヴァリアントと呼ばれるようになった。
 ヴァリアントという呼び方は日本でもすでにパサートで採用されているし、本国では1960年代に発売されたタイプ3で使われた呼び方である。
 ゴルフ ヴァリアントは、これまでのゴルフ ワゴンに比べるとひと回り大きなボディを持つようになった。そもそもベースとなるゴルフのボディが大きくなっているので、ヴァリアントが大きくなるのも当然だが、拡大された全幅や大きく延長されたホイールベースによって、大きく堂々とした感じのステーションワゴンになった。

フォルクスワーゲンらしい個性あるエクステリア

 外観デザインはフロントにクロームのワッペングリルが採用されてVW車であること、ゴルフシリーズの一員であることがひと目で分かる。サイドビューは大きく変わった。これまでのモデルが前後のピラーを立てた機能を表現したデザインだったのに対し、今回のモデルでは前後のピラーの傾斜を強めて、よりエモーショナルなデザインに仕上げている。ボディサイドに回り込んだテールランプも特徴的だ。

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代表グレード
TSIコンフォートライン
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4565×1785×1530mm
車両重量[kg]
1470kg
総排気量[cc]
1389cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
170ps(125kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
24.5kg-m(240N・m)/1500〜4750rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
14.0km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
296.0万円
発売日
2007/9/3
レポート
松下宏
写真
和田清志
スタイル インテリア 走り&メカニズム