ボディサイズが大きくなって存在感がアップした!
ゴルフをベースにしたステーションワゴンは今回のモデルが3代目に当たる。これまでの2代のモデルではゴルフワゴンと呼ばれていたが、ゴルフVをベースにした今回のモデルから本国と同じようにゴルフヴァリアントと呼ばれるようになった。
ヴァリアントという呼び方は日本でもすでにパサートで採用されているし、本国では1960年代に発売されたタイプ3で使われた呼び方である。
ゴルフ ヴァリアントは、これまでのゴルフ ワゴンに比べるとひと回り大きなボディを持つようになった。そもそもベースとなるゴルフのボディが大きくなっているので、ヴァリアントが大きくなるのも当然だが、拡大された全幅や大きく延長されたホイールベースによって、大きく堂々とした感じのステーションワゴンになった。
フォルクスワーゲンらしい個性あるエクステリア
外観デザインはフロントにクロームのワッペングリルが採用されてVW車であること、ゴルフシリーズの一員であることがひと目で分かる。サイドビューは大きく変わった。これまでのモデルが前後のピラーを立てた機能を表現したデザインだったのに対し、今回のモデルでは前後のピラーの傾斜を強めて、よりエモーショナルなデザインに仕上げている。ボディサイドに回り込んだテールランプも特徴的だ。