ダッジ キャリバー インテリア
ダッジ キャリバー インテリア

エントリーモデルとはいえ、全長は1800mmもあるから室内空間には十分余裕がある。インパネのデザインはシンプルで好感が持てるもの。

ダッジ キャリバー シフトレバー

CVTを採用するため、加速は非常にスムーズだ。またマニュアルモード付きなので、スポーティな走りも楽しめるのだ。

ダッジ キャリバー フロントシート

広い全幅のおかげで左右方向の余裕はたっぷりある。シート表皮の素材は品質の高さを感じさせてくれる。

ダッジ キャリバー リヤシート

車高が低そうなデザインだが、実際には後席のヘッドクリアランスも十分確保されている。もちろん足元にもゆとりはある。

ダッジ キャリバー メーター

メーターはホワイトの文字盤を採用する。視認性の高さはもちろん、スポーティな雰囲気が好印象だ。

ダッジ キャリバー リヤスピーカー

リヤのスピーカーはテールゲートに内蔵されている。このように外に向けることもできるので、アウトドアレジャーなどではとても便利だ。

ダッジ キャリバー ラゲッジ

ダッジ キャリバー ラゲッジ

ダッジ キャリバー ラゲッジ

ラゲッジの広さは驚くほど。5人乗車時でも500Lの容量を誇り、最大ではなんと1340Lにもなる。左右分割可倒式のリヤシートは使い勝手も良い。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

十分以上の広さを実現した室内空間

 柔軟性と利便性を特徴とするキャリバーのインテリアは、居住空間そのものも十分な広さがある。アメリカではコンパクトなクルマでも、日本では大柄な3ナンバー車だから、前後の席とも十分な広さだ。クーペに風に見えるボディでも、後席のヘッドクリアランスは十分に確保されている。
 非対称分割可倒式のリヤシートや助手席の背もたれを倒すと、大容量のラゲッジスペースが生まれるが、標準状態でもPTクルーザーの倍の500Lの容量を持ち、最大では1340Lの容量となる。

快適装備や安全装備も充実している

 運転席に座ると大きめの3連メーターが目に入るほか、シンプルながら機能性を備えたセンタークラスターのデザインが新しさを感じさせる。アームレスト部分が前後にスライドするセンターコンソールは、ふたの部分に携帯電話のホルダーが設けられるなど、収納性や機能性は高いレベルにある。
 快適装備はひと通りのものが標準で、HDDナビゲーションはオプション設定。リヤゲートに装着されたスピーカーは、ゲートを開けたときに外側に向けて吊り下げる形にすることができ、アウトドアで音楽を楽しむこともできる。安全装備はESPやトラクションコントロール、マルチステージフロントエアバッグ、サイドカーテンエアバッグなど、充実度の高さが注目されるところだ。

代表グレード
SE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4420×1800×1550mm
車両重量[kg]
1410kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
156ps(115kw)/6300rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.4kg-m(190N・m)/5100rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
11.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
263.55万円
発売日
2007/6/15
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
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