欧米輸入車では異例の無償保証延長

 クライスラーは、アフターセルス事業のひとつであるこれまでの新車保証制度を改訂し2月1日より運用を開始する。
 これまで、新車購入の際には3年または6万kmの「車両保証」、「メンテナンス フォー ユー」、そして「24h FOR YOU アシスタントサービス」の3種類のアフターサービスプログラムを提供してきたが、今回、従来の車両保証期間を一定条件のもと2年または4万km延長し、最長で5年 または10万kmとなる保証延長を開始する。
 なお、この保証延長を加えたサービスパッケージを『CHRYSLER CARE (クライスラー ケア)』とした。
 保証期間延長の概要は以下の通り。

【保証期間延長概要】
(1)保証延長の範囲
車の基幹部位(下記参照)を構成する部品に材質上または構造上の不具合が認められる場合は、無償修理とする。
(2)保証延長対象の車両
2008年2月1日以降に登録されるクライスラー、ジープ、ダッジ製品(新車)を全国のクライスラー販売店から購入した車両を保証延長の対象とする。
(3)保証延長の条件
2008年2月1日以降に初年度登録された車両で、12ヶ月目及び24ヶ月目の法定点検、初年度登録後3年目の車検が、クライスラー日本が指定するサービス工場で行われていることを保証延長の条件とする。
(4)基幹部位
—保証延長対象『基幹部位』—
�エンジン(本体のみを対象、補器類は除く)
�トランスミッション
�ディファレンシャル及びトランスファ
�ステアリングギアボックス及びパワーステアリングポンプ
�コントロールユニット類
�エア・コンディショナ(エバポレータとコンプレッサのみ)