ダッジ キャリバー エクステリア
ダッジ キャリバー フロント

いかにもアメ車らしいテイストが漂うエクステリア。ハッチバックながらSUVのような雰囲気を持つのが特徴だ。

ダッジ キャリバー フロントマスク

十字をモチーフにしたフロントグリルは他のダッジのモデルにも共通するもの。角張ったヘッドライトが存在感を主張している。

ダッジ キャリバー リヤ

リヤに向かって流れるようなルーフラインが美しい。ブラックのモールもアクセントに一役買っている。

ダッジ キャリバー リヤコンビランプ

高級感を感じさせてくれるリヤコンビランプ。ヘッドライト同様、角張ったデザインが印象的だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

アメリカンテイストにあふれた力強いエクステリア

 ダッジというブランドはクライスラーの傘下にある3ブランドのうちで、アメリカでの販売台数が最も多いもの。クライスラーやジープより多く売れているのがダッジだ。アメリカでは93年の歴史を持つブランドで、コカコーラやハーレー、リーバイスなどと並んでアメリカを象徴するブランドでもある。
 ダッジは、ボールド(大胆さ)、パワフル(力強さ)、ケイパブル(有能さ)、スマート(賢さ)などを特徴とするブランドで、十字を描いた大きなフロントグリルとラムヘッドのエンブレムがそれを端的に表現している。

迫力ある押し出し感とスポーティな雰囲気を両立させた

 ダッジブランドの中ではエントリーモデルとなるのがキャリバーだが、エントリーモデルであってもダッジブランドらしいクルマ作りは徹底されている。比較的コンパクト(といっても全幅は1800mmもあるが)な5ドアハッチバックボディのフロントマスクは、正にダッジという感じの大迫力。大きなグリルとヘッドライトが大胆さや力強さを表現している。
 ハッチバックボディのルーフラインは視覚的には後方に向かって下がっていくクーペ感覚のものとされているが、これはブラックのモールによるところが大きい。後部のルーフスポイラーにつながるモールのラインは、いかにもスポーティなものだ。

代表グレード
SE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4420×1800×1550mm
車両重量[kg]
1410kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
156ps(115kw)/6300rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.4kg-m(190N・m)/5100rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
11.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
263.55万円
発売日
2007/6/15
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム