BMW X5 インテリア
BMW X5 インテリア

従来モデル同様、BMWの伝統を引き継いだインテリアデザインを採用。ナビの画面も見やすく、オーディオの操作性なども良い。

BMW X5 シフトレバー

シフトレバーが新しくなり、デザインも洗練されたものになった。パーキングブレーキはボタン式を採用する。

BMW X5 フロントシート

ボディサイズが拡大されたおかげで、室内空間は大幅に広くなった。シートはサポート性も高く、BMWらしいスポーティな走りに応えてくれる形状だ。

BMW X5 セカンドシート

後席の広さも申し分ない。ヘッドクリアランスや足元のスペースも余裕たっぷりだ。

BMW X5 サード・ロー・シート

サード・ロー・シート装着車は7人乗りとなる。さすがに余裕はあまりないが、それでも必要最小限のスペースが確保されているので、緊急時には便利だ。

BMW X5 インパネ

ナビやオーディオ、そしてエアコンなどの操作系はiDRIVEを採用する。ひとつのスイッチですべての操作が可能なので、なれればとても扱いやすい。

BMW X5 ラゲッジ

BMW X5 ラゲッジ

BMW X5 ラゲッジ

サード・ロー・シート使用時でも必要最低限のラゲッジスペースは確保されている。リヤゲートは2段階式なので、使い勝手も抜群だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

運転席重視のインテリアデザインを採用

 インテリア回りのデザインも基本的に従来のモデルを受け継ぎ、BMWの文法に従ったデザイン処理がなされている。センタークラスターの部分をやや運転席側に向けたドライバーオリエンテッドのデザイン処理がなされたのはその典型。乗り込んだ瞬間にBMWであることが分かる。
 運転席の高さは適度な高さが維持された。乗降時には自然な姿勢で乗り降りすることができ、それでいて前方に視界の開けた運転のしやすさを感じさせるクルマである。しかしながら、視界の点では運転のしやすさがあるとはいえ、2mに近い全幅は決して運転のしやすいものではない。都市部の狭い道路や駐車場では持て余しそうなサイズだ。

新形状のATセレクターを採用で操作性がアップした

 インテリアでは本革シートやiDriveのコントローラーによって操作できるHDDカーナビなどが全車に標準で装備されている。これらは初代モデルではグレードによってオプション設定されていたもので、装備や仕様は大幅に向上している。
 このほかATのセレクターレバーが新しくなったのもポイント。7シリーズのようにステアリングのコラムの裏側に移動したわけではないが、センターコンソールに置かれたレバーの形状が新しくなり、操作しやすいものとされた。

代表グレード
3.0si(5人乗り)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4860×1935×1765mm
車両重量[kg]
2100kg
総排気量[cc]
2996cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
272ps(200kw)/6650rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
32.1kg-m(315N・m)/2750rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.0km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
753.0万円
発売日
2007/6/21
レポート
松下宏
写真
高木博史
スタイル インテリア 走り&メカニズム