質感が大幅にアップして高級感が増したインテリア
エクステリアの、これまでにない華やいだ雰囲気をそのまま持ち込んだインテリアである。アヴァンギャルドではブラックバードメープルウッド、エレガンスではウォールナットウッドと、一見のイメージは大きく異なるものの、メーター類やダッシュボードセンター、コンソール、ドアトリムの質感はいずれもウルトラモダンな仕立てとなった。見るからに、高そうなクルマに映る。見栄え質感が相当に増したといっていい。
ぬかりない安全装備による安心感の高さが魅力
新デザインの4スポークステアリングホイールは、センター部分がコンパクトで見た目にも扱いやすい。Sクラス以降、メルセデスでも採用されるようになったダイヤルでオーディオやナビゲーションを操作するCOMANDシステムが全グレードに標準装着されているのもポイントである。
アクティブライトシステムに代表されるアクティウ゛セーフティから、電動シートベルトテンショナーといったプレセーフ、そしてもちろん8個のSRSエアバッグなどのパッシブセーフティに、エンジン自動停止や燃料自動カットオフ、ドアロック自動解除といったポストセーフの観点まで、安全性を全方位で抜かりなく確保するのは、新しくて古いメルセデスの考え方だ。