メルセデス・ベンツ Cクラス エレガンス インテリア
メルセデス・ベンツ Cクラス アバンギャルド インテリア

アバンギャルドのインテリアはスポーティな印象のブラックで統一されている。一方のエレガンスは落ち着いた雰囲気のベージュ系のカラーを採用。

メルセデス・ベンツ Cクラス シフトレバー

マニュアルモードつきの7速ATは、なめらかな変速が特徴だ。マニュアルシフト時のレスポンスも良く、俊敏な走りが味わえる。

メルセデス・ベンツ Cクラス 後席エアコン

後席用エアコンのコントロールパネル。どの席に座っていても快適にくつろぐことができる。

メルセデス・ベンツ Cクラス フロントシート

アバンギャルドのフロントシートはサポート性が高く、スポーツドライビング向き。また長時間座っていても疲労感が少ないのはさすがだ。

メルセデス・ベンツ Cクラス リヤシート

ホイールベースが延長された分、足元スペースが広くなった。そのためゆったりと過ごすことができるようになった。

メルセデス・ベンツ Cクラス ステアリングスイッチ

ステアリングにはオーディオなどのスイッチが装備され、運転中でも操作しやすい。またシフトスイッチも装備している。

メルセデス・ベンツ Cクラス ラゲッジ

ラゲッジスペースは十分確保されている。大きなスーツケースなども余裕で搭載可能だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

質感が大幅にアップして高級感が増したインテリア

 エクステリアの、これまでにない華やいだ雰囲気をそのまま持ち込んだインテリアである。アヴァンギャルドではブラックバードメープルウッド、エレガンスではウォールナットウッドと、一見のイメージは大きく異なるものの、メーター類やダッシュボードセンター、コンソール、ドアトリムの質感はいずれもウルトラモダンな仕立てとなった。見るからに、高そうなクルマに映る。見栄え質感が相当に増したといっていい。

ぬかりない安全装備による安心感の高さが魅力

 新デザインの4スポークステアリングホイールは、センター部分がコンパクトで見た目にも扱いやすい。Sクラス以降、メルセデスでも採用されるようになったダイヤルでオーディオやナビゲーションを操作するCOMANDシステムが全グレードに標準装着されているのもポイントである。
 アクティブライトシステムに代表されるアクティウ゛セーフティから、電動シートベルトテンショナーといったプレセーフ、そしてもちろん8個のSRSエアバッグなどのパッシブセーフティに、エンジン自動停止や燃料自動カットオフ、ドアロック自動解除といったポストセーフの観点まで、安全性を全方位で抜かりなく確保するのは、新しくて古いメルセデスの考え方だ。

代表グレード
C250アバンギャルド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4585×1770×1445mm
車両重量[kg]
1540kg
総排気量[cc]
2496cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
204ps(150kw)/6100rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
25.5kg・m(250N・m)/3500-4000rpm
ミッション
7速AT
10・15モード燃焼[km/l]
11.2km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
570.0万円
発売日
2007/6/22
レポート
西川 淳
写真
高木博史
スタイル インテリア 走り&メカニズム