3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:スバル 新型インプレッサ
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スバル 新型インプレッサの魅力とは?
■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所) スバルからインプレッサが7年ぶりにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、先代までのセダンとスポーツワゴンの2種類のボディタイプから、5ドアハッチバックへと変更されるなど、今まで以上に大きな変更が行われた。 |
\2,593,500
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リセールバリュー診断
WRXの登場が待ち遠しい新型インプレッサのリセールバリューは、最大61%のBランク。250馬力を発生するスポーティモデルは用意されているが、インプレッサファンはこれでは納得しないだろう。秋に登場するWRXがリセールバリューでは大本命で、今回登場したものよりも高くなることが予想される。
とはいえ、今回のモデルは荷室の狭い先代よりも全体に広くなったハッチバックモデルである。トータルの使い勝手は変わらないかもしれないが、コンセプト的にはユーザーも納得できる内容へと変更され、先代の人気を上回る可能性がある。250馬力のターボモデルは少し物足りないかもしれないが、一般道を走るにはノンターボでもよいことを考えると、それだけでも魅力的といえる。新たなユーザーがインプレッサを購入することも考えられる。
結果的には平均より高めのリセールバリューにとどまったが、WRX抜きでの結果なのでライバルと比較した場合、かなりの有力候補となるだろう。
車両本体価格
\2,593,500
登録など諸費用
\300,000
値引き
\120,000
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リセールバリュー: | ランク: |
52%〜61% | B |