スズキ 新型 スイフトの新バリエーション『スイフトスタイル』

低燃費、新型1.2リッター+CVTを新設定

 スズキは、コンパクトハッチ「スイフト」シリーズに新エンジン+CVTを採用するなどの一部改良を施すとともに、質感を高めた新バリエーション『スイフトスタイル』を新設定し、5月24日より発売を開始した。

 今回の改良では、新たに新開発K12B型1.2リッターDOHC VVTエンジンとCVTが採用された。最高出力90ps(66kW)/6000rpm、最大トルク12.0kg-m(118N・m)/4400rpmと十分な動力性能を発揮しながら、いっぽうでリッターあたり20.5km/Lの低燃費を実現したのが自慢だ。

 この他、様々な箇所に改良の手が加わっている。エクステリアでは、フロントグリルや前後バンパーのデザインを変更したほか、マルチリフレクタータイプのリアコンビランプや新デザインの15インチアルミホイールを採用した。
 その他、キーレススタートシステムを標準採用(XEグレードを除く)するほか、ディスチャージヘッドランプ装着車の設定の拡大や、「XS」グレードにはカーテンエアバッグ、サイドエアバッグを標準装備するなど、快適装備や安全装備をさらに充実させている。

 価格は、「1.2XE」(FF・CVT)110.25万円から、「1.5XS」(4WD・4AT)160.65万円まで。メーカーによる年間の販売目標台数は、「スイフト」「スイフトスタイル」「スイフトスポーツ」を合わせたシリーズ全体で52,000台と設定される。

新型スイフトに新採用「K12B型」1.2リッターDOHC VVTエンジン
新型スイフトに新採用された「K12B型」1.2リッターDOHC VVTエンジン。
新型スイフトに新採用されたゲート式のCVT
新CVTはドライブ、スポーツ、ローレンジを持つゲート式を採用。
新型スイフトの6:4分割可倒シングルフォールディング式リアシート
6:4分割可倒シングルフォールディング式リアシート

新グレード『スイフトスタイル』、デザインテーマは"クラッシー&エレガント"

 今改良最大の目玉は、新バリエーション『スイフトスタイル』の設定だろう。"クラッシー&エレガント"をデザインテーマに、ブラウン基調の落ち着いたインテリアを採用。本革&アルカンターラシートや本革巻ウッド調ステアリング、シフトノブ、専用インパネなどで、高級感を演出する。
 またエクステリアにおいても、クロームメッキの専用グリルや専用デザインの14インチアルミホイール(FF車のみ)、専用エンブレムを採用するなど、差別化を図った。価格は、『スイフトスタイル』(CVT・FF)が133.35万円。

新型スイフト「スイフトスタイル」 インパネ
落ち着いた雰囲気が与えられた「スイフトスタイル」の専用インパネ。
新型スイフト「スイフトスタイル」 本革巻きウッド調のCVTシフトノブ
本革巻きウッド調のCVTシフトノブとクロームメッキシフトリングを採用。
新型スイフト「スイフトスタイル」 本革とアルカンターラを使用した専用シート表皮を採用した高級感あるインテリア
本革とアルカンターラを使用した「スイフトスタイル」専用シート表皮を採用し、高級感を増したインテリア
新型スイフト「XG」 エクステリア

スイフトシリーズのホットバージョン、新型『スイフトスポーツ』も同時デビュー!

スズキ「スイフトスポーツ」一部改良でESP標準装備!

【新車情報】 (2007.05.25)

スズキは、コンパクトスポーツ「スイフトスポーツ」を一部改良し、5月24日より発売した。MTをクロスレシオ化したほか、ESP(横滑り防止装置)が標準装備されたのがニュースだ。 >> 記事全文を読む


代表グレード
スイフトスタイル(CVT・FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3755x1690x1510mm
車両重量[kg]
1000kg
総排気量[cc]
1242cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
90ps(66kW)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
12.0kg-m(118N・m)/4400rpm
ミッション
CVT(無段変速機)
10・15モード燃焼[km/l]
20.5km/L
定員[人]
5人
税込価格[万円]
133.5万円
発売日
2007/05/24
レポート
CORISM編集部
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