エコカーの代表格となる2代目プリウスも150万円前後からか探せる

ガソリン高騰の対抗策は燃費のいいクルマに乗ること!

達人岡島が以前に乗っていたロードスターもリッター10km以上は走った!

 5月からまたガソリンが値上されました!ゴールデンウィーク中は、まだガッツリ値上げしているスタンドは少なかったようですが、これから徐々に値上げが始まるようです。アメリカでもガソリン価格が高騰し始めているようなので、日本の値上げもさらに進んで行くかもしれません。

 ガソリンの高騰に対抗する手段は、クルマに乗らないか燃費のよいクルマに買い換えるぐらいしか手はありません。もちろん燃費対策のためにクルマを買い換える必要はないと思いますが、今後もガソリンの高騰が続きそうだと、次のクルマは燃費のよいクルマを選んでおいたほうがいいような気がします。

 かくいう私も、今乗っている15年落ちのベンツの前に乗っていたマツダ ロードスターは燃費対策という面もありました。実際、ロードスターは軽量で、しかもレギュラーガソリン仕様だったので、ガソリン代は随分と節約することができました。でも、最近ガソリンの価格が安くなってきたのでベンツに乗り換えたら、その途端またガソリンが高くなってしまいました…。

リッター2km燃費がよくなれば年間2〜3万円の節約になる!

先代エスティマハイブリッドもだいぶ安くなってきている

 では、実際クルマの燃費がよくなると、どれだけガソリン代が安くなるか試算してみましょう。例えば、年間の走行距離が1万kmの人が平均燃費8km/Lのクルマに乗っていたとします。そうすると、年間のガソリン代はレギュラー125円で計算すると15万6250円、ハイオクなら10円高い135円なので年間16万8750円になります。

 仮にその人が平均燃費10km/Lのクルマに乗り換えれば、年間のガソリン代はレギュラーで12万5000円、ハイオクで13万5000円で済んでしまいます。つまり、平均燃費8〜10km/Lのクルマに乗っている人が、2km/L燃費のよいクルマに乗り換えれば年間のガソリン代は2〜3万円は安く上がることになります。

 もちろん今乗っているクルマの燃費がよかったり、走行距離が少ない人の場合は使用するガソリンの量が少ないので、差は出にくくなります。ですが、私のように年間2〜3万km走る人に乗っては燃費の違いはランニングコストに大きな影響を与えてきます。

プリウスなどのハイブリッドカーがオススメ!

 燃費がよいクルマとして真っ先に思い浮かんでくるのがプリウス。2003年に発売が開始された2代目も徐々にタマ数が増えてきており、最近は150万円前後から探すことができるので、燃費が追求するなら面白い存在です。実際に乗っている人の話を聞くと、東京都内でも15〜20km/L程度は走ってくれるそうです。

 そしてミニバン派にはアルファードハイブリッドや、エスティマハイブリッドもオススメです。そして、遠出をしないという人なら、自然吸気の軽自動車に買い換えるという手もあります。

 ガリバーではハイブリッドカーの中古車に的を絞ってクルマを探してくれる、『エコカー提案サービス』を開始しているので、そこに登録しておけば予算に合わせて好みのハイブリッドモデルの中古車を見つけてくれます。あまりクルマに詳しくないという人は、このようなサービスを利用するのも手です。

 ともあれ、これだけガソリンが高くなってくると、次に買うクルマは燃費のことを考えずにはいられなくなってきそうです。私も次はエコカーにしようかと、本気で考え始めています。