2007年度内に継続的に実施予定

 日産は、燃料電池車(X-TRAIL FCV 2005年モデル)を活用した環境に関する出張授業を、3月6日(火)に横浜市立本町小学校にて実施すると発表した。

 日産では、「教育への支援」、「環境への配慮」、「人道支援」を社会貢献活動の重点分野として取り組んでいる。今回の出張授業は、「教育への支援」分野の活動として、年間を通じた総合的環境学習を重んじている本町小学校との間で、環境に関する授業の実施に向けて準備を進め、この度実現に至ったものであるとのこと。また、日産が、2009年に本社機能を移転する予定の横浜市での取り組みであることから、地域貢献活動としても位置付けている。

 出張授業が行われる本町小学校は、1905年に創立した100年以上の歴史をもつ公立小学校で、近年では総合教育でのさまざまな取り組みや提案公募型改革モデル校「パイオニアスクールよこはま(PSY)」への指定校、マニフェスト(中期学校運営計画)を掲げた運営手法など、先進的な活動で地域をリードする学校であるとのこと。

 今回の授業の対象は、小学校4、5年生の約140名。授業内容は、一般的な環境問題に対する理解促進、日産の最新燃料電池車の仕組みに関する講義や同乗試乗などで構成される。

 また、日産では、2007年度内に同校での環境に関する授業を継続的に実施する予定だという。