日産がデトロイト・ショーで発表したベーベル・コンセプトは、コンパクトボディながらユーティリティを追求した多目的車だ。
特にアウトドアスポーツやガーデニングなど、人々のさまざまな趣味やライフスタイルにあわせて、さまざまな遊び道具などを搭載することができる、フラットでスクエアなラゲッジスペースを備えているのがその特徴。前後ともにショートオーバーハング化することで、最大限に荷室を生み出し、また荷物の積み降ろしがしやすいように上方に開くピース構造のリヤハッチに加え、作業用のプレートまで引き出すことができる。さらにドアは観音開きとし、ルーフには6つのフックを設け、マウンテンバイクなども収納できるカーゴスペースを作り出すことができ、荷物を運ぶために利便性を追求した装備が所々に設けられている。まさにベーベル・コンセプト自体が遊びのツールそのものであり、ツールボックスとして活用することができるモデルなのだ。
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それでいてルーフはソーラーパネルが埋め込まれ、大型のディスプレーのインパネやカメラ内蔵の小型ミラーなど、ベーベル・コンセプトには、最新のエクイップメントが満載されている。
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