トヨタ オーリス
トヨタ オーリス フロント

国際的な全幅をもつ3ナンバーサイズとなり、ショート&ワイドで個性的なフォルムを手に入れた。

トヨタ オーリス フロントマスク

フードからバンパーへと続く一体感ある力強い造形と、サイドまで回り込んだヘッドランプによりワイド感とスポーティ感を強調したフロントマスク。

トヨタ オーリス サイド

引く位置で前傾したベルトラインと傾斜させたクォーターピラーにより、走りの予感を演出するサイドビュー。

トヨタ オーリス リヤ

ヒップアップしたシルエットにより、アクティブな印象のリヤビュー。

トヨタ オーリス TRDバージョン

トヨタ オーリス TRDバージョン

精悍なエクステリアにモディファイリングされたTRDバージョンも存在する。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

国際基準のカローラは "直感的" にいい!

 従来のカローラ・ランクス/アレックスの後継モデルとなるクルマ。ただ今回のモデルは単純なカローラ系のハッチバック車ではない。というのは、国内向けのカローラは5ナンバーサイズのボディのため従来のプラットホームを流用したが、海外市場向けのカローラはワイドボディにするため新しいプラットホームを採用したからだ。オーリスはその新しいプラットホームを採用して作られ、多くの部分が国内向けカローラと異なることもあって、新しい名前が採用された。ちなみにオーリスは英語のオーラから作った造語で、日欧でこの名前が使われる。

 コンセプトは直感性能。ひと目見ただけで、乗り込んだだけで、あるいはほんの数m走っただけで、性能が分かるような際立つ個性を持つクルマを目指したという。さすがにそれはちょっと大げさだが、後で試乗のところで触れるように、けっこう特徴的なクルマであるのは間違いない。

エクステリアにはヴィッツの香りが漂う

外観デザインはフロント回りにヴィッツとの共通性を感じさせる部分がある。フロントグリルの左右のヘッドライトとの間の部分の造形が、ヴィッツと似た感じなのだ。

 ネッツ店扱いのクルマとしての共通性を持たせるのは良いが、ひとクラス下のクルマとの共通性となると難しいところがある。

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代表グレード
1.8 180G Sパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4220×1760×1515mm
車両重量[kg]
1270kg
総排気量[cc]
1797cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
136ps(100kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.8kg・m(175N・m)/4400rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
15.6km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
209.0万円
発売日
2006/10/23
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム