三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」

6/5いよいよ発売開始! 三菱「i-MiEV」市販バージョン 新車情報はコチラから!

【三菱 新型 電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」新車情報】ハイブリッドよりさらにエコ! 三菱の「EV(電気自動車)」がいよいよ市販開始! まずはリース販売から

【新車情報】 (2009.06.05)

三菱は「世界環境デー」の6月5日に、EV(電気自動車)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の市販モデルを発表した。軽自動車「i(アイ)」をベースに、ガソリンエンジンの代わりにリチウムイオン電池と電気モーターを搭載し、100%電気で走るEVだ。TVCMなどでもすっかりお馴染みとなっていたが、いよいよ正式なデビューとなる。ただし今回はまずメンテナンスリースを基本とし、主に法人向けへ販売される。 >> 記事全文を読む


2010年の実用化を目指す

 三菱自動車は、現在開発中である次世代電気自動車の研究車両「i(アイ)MiEV(ミーブ)」を用いて、電力会社との共同研究を開始すると発表した。三菱自動車が供給する研究車両の実証走行・データ収集や実用性評価について、電力会社が担当することになる。
 まず06年11月より東京電力・中国電力に、07年1月より九州電力に各1台ずつ試験車両を製作し、業務車両としての適合性や急速充電インフラとの整合性といった先行共同研究を開始する。
 その後07年秋からは前出の電力会社に加え、関西電力・北陸電力各社も参加し、実証走行(フリートモニター)用「i MiEV」を供給する。航続距離や冷暖房の影響、充電時間といった実際の運転環境での細かな試験を行う予定で、ここから得られるデータやノウハウをもって2010年頃の実用化を目指すとしている。

三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
外観上はノーマルの「i(アイ)」とほとんど変わるところがない。未来は、すぐそこにまで来ていると実感させられる。
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
フロアパネルを変更せずに床下に収納できる大容量電池パックは縦置き・横置きが可能なモジュール構造だ。
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
i(アイ)のリアエンジンカバーを開けるそこには・・・充電器とインバーター。駆動力となるモーターはその下にある。

より早く、より低コストに開発出来る!

 三菱の次世代電気自動車「MiEV(ミーブ・MIEVから改称)」研究車両第3弾となる「i MiEV」。写真を観ても分かるように06年1月に発売が開始された軽自動車「i(アイ)」がベースとなっている。フロア下に電池、エンジン・燃料タンクの入っていたトランク下にモーター、とそれぞれ搭載することが出来るなど、ベース車のリア・ミッドシップ構造をそのまま利用し電気自動車化出来るのが特長だ。また「i MiEV」に搭載されるモーターは、従来三菱が「MiEV」で研究・開発されていた『インホイールモーター式』ではなく、軽向けの性能を十分に実現可能なシングルモーター式とし、より早く、より低コストに開発が可能となっているという。
 なお「i MiEV」のシステムはそのまま後輪駆動の軽1BOX商用車「ミニキャブ」にも搭載可能だというから、乗用車のみならず業務用車両としての新たな展開も考えられているようだ。

 発表の記者会見の席で『他社のハイブリッド・コンパクトカーが近い将来プラス20万円くらいの価格差で登場することを予告しているのに対し、三菱はこの「i MiEV」をいくらくらいで売りたいのか』という問いに、三菱自動車の商品開発統括部門・技術開発本部の橋本副本部長は「200万円を切らなければ誰も買ってくれない、150万円なら相当数のユーザーが関心を寄せる」とユーザー調査データを交えて、それらを踏まえた価格戦略についても現在検討中であることを明らかにした。ぜひ、廉価な設定での登場を期待したいところだ。

三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
非常にコンパクトなモーターはターボ付き軽用エンジンより軽快で静かな走りを実現しているというから凄い。
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
「i(アイ)」のかたちをモチーフにしたケースには・・・
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
家庭充電用コードが収まっているのだ!
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
三菱自動車 商品開発統括部門 技術開発本部 橋本 徹副部長
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
三菱自動車 商品開発統括部門 相川 哲郎 常務取締役
三菱 i(アイ)の電気自動車「i(アイ)MiEV(ミーブ)」
ベース車
i(アイ)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395x1475x1600mm
車両重量[kg]
1080kg
乗車定員
4人
最高速度
130km/h
一充電走行距離(10.15モード)<目標>
130km/160km※
充電時間(80%充電)/200V・15A(車載充電器)
5時間/7時間※
充電時間(80%充電)/100V・15A(車載充電器)
11時間/13時間※
充電時間(80%充電)/3相200V・50kW(急速充電機)
20分/25分※
モーター種類
永久磁石式同期モーター
モーター最大出力
47kW
モーター最高回転数
8500rpm
電池種類
リチウムイオン
電池総電圧
330V
電池総電力量
16kWh/20kWh※
制御装置
インバーター制御
駆動方式
後輪駆動

※ 2006年度共同研究車両/2007年度フリートモニター車両

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