【速報】 フォード モンデオワゴン 〜パリモーターショー2006 現地レポート〜

 ヨーロッパ・フォードは、新型フォード・モンデオをパリサロンでワールドプレミアした。2007年新型モンデオは、世界トップクラスのフレキシブル生産工場へと生まれ変わったベルギーにあるフォードのゲンク工場で生産されることになるが、フォードの次世代デザインテーマであるキネティック・デザインを採用した、ファミリーの中でも一際個性の強いエクステリアデザインだ。ちなみにキネティック・デザインは、2005年のフランクフルト・ショーに出展したフォード・イオシス・コンセプトで披露され、すでに新型S-MAXとギャラクシーの量産モデルに採り入れられている。

【速報】 フォード モンデオワゴン 〜パリモーターショー2006 現地レポート〜

 なぜ今回は先にワゴンモデルかといえば、モンデオのセグメントにおいて、重要であるという観点から、パリサロンではワゴンを最初に公開。その外観は、大型アッパーグリルと逆台形のロアーグリルからなるフロントエンド、大型で個性的なヘッドランプ、低めに位置するフォグランプが主な特徴だ。
 一方室内でこだわったのは、次世代インフォテインメント・システムに加え、フォード独自の次世代ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)をはじめとした、室内のディテール。ステアリングホイール上にあるトグルスイッチや、ドライバー正面にあるメインのアナログのインストルメントパネル間にフルカラーの大型液晶ディスプレイを配置している。またパワーユニットは、1.8Lと2LのTDCiディーゼルをはじめ、ガソリン仕様の2.5Lターボと燃費効率に優れた新設計1.6Lを揃えている。

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