パノス・エスペランテGT LM【モータースポーツ・ギャザリング レポート】

 アメリカのパノスは1990年代後半にオープントップのプロトタイプマシンでル・マン24時間耐久に参戦して、一躍その名を知らしめたが、彼らは現在自ら開発したオリジナルGTマシンでアメリカズ・ル・マン・シリーズやル・マン24時間のGT2クラスでポルシェ911GT3RSRやフェラーリ430GTなどと戦っている。
 ちなみにロードモデルのエスペランテは、アルミのメインシャーシに、スチール製のサブフレームを組み合わせたセミモノコック構造を採用し、まったくのオリジナルで製作されたモデルで、エンジンはフォード製の4.6LV8をベースに、モデルごとにさまざまな仕様が存在。スーパーチャージャーを与えて420psを計上するモデルやレース専用車両(ワンメイクレースを開催中)などもラインナップしている。