「マツダアクセラ」国内累計生産台数100万台を達成
「マツダアクセラ」国内累計生産台数100万台を達成


 マツダは、「マツダアクセラ」(海外名:Mazda3)の国内累計生産台数が、2006年8月末時点で100万台を超えたこと発表した。2003年6月末の防府第1工場での生産開始以来、3年2ヵ月での達成はマツダ車として過去最短での記録更新となる。

 「アクセラ」はマツダのグローバル戦略車として開発された。2004年度に欧州カー・オブ・ザ・イヤー第2位(日本車中第1位)やカナダ・カー・オブ・ザ・イヤーに選出され、これまで全世界で67もの賞を獲得するなど、高い評価を得ており、現在も好調な販売を維持しているという。

 また、2006年6月にマイナーチェンジを行い、評価の高い内外装のスタイリング、ダイナミック性能、クラフトマンシップなどの領域を一層強化するとともに、燃費性能の向上、静粛性の改善、4WDの追加などを行った。同時に、2.3L DISI TURBOエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「マツダスピードアクセラ」(海外名:Mazda3 MPS/Mazdaspeed3)を新たにラインアップに加えている。

 なお、「マツダスピードアクセラ」は、発売開始から8月末日までの約3ヵ月間で838台の受注を受け、国内販売目標台数の200台/月を上回っている。また、国内生産台数においても、年間36万4,668台(2005年)に達している。マツダではこの好調を受け、アクセラの生産体制の強化とグローバルコンパクトカーとしてブランド力を高めていくとともに、基幹車種としての役割を強めていくとしている。