三菱「キッザニア東京」への出展内容を発表!

 三菱は、日本初のこども向け職業・社会体験施設「キッザニア東京」への出展に関して、キッズシティージャパンと基本合意、8月30日同施設への出展内容を決定したことを発表した。

 「キッザニア東京」は、2006年10月5日、東京都江東区豊洲に開業予定である。今回の出展は、"将来を担うこども達に、夢や目標、そして働く喜びを見つけ出すための機会の提供・場の創造を目指す"という「キッザニア東京」のコンセプトに賛同したものであり、"お客様を第一に、社会の一員として貢献する企業を目指す"という三菱自動車の企業姿勢を具現化する施策の一環となっているという。

 三菱ではこれまでにも、小・中学生を対象にした教育プログラムや、一般ドライバー向け教習などを実施しており、企業ホームページ上でもこども向け専用サイトを運営するなど、教育面での社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。

 今回三菱が出展するのは、2/3サイズの新型「パジェロ」と「コンセプトX」の2台が展示され、店舗でこども達が営業スタッフとしてセールス業務を体験できるという「カーディーラー」のほか、こども達がクルマに関する知識を習得するなど、写真入りのライセンスを取得できるという「ドライビングスクール」もある。さらに、ライセンスを取得したこども達は「アイ」「アウトランダー」の電動カートを借りて、運転することができるなど、「キッザニア東京」のコンセプトの下、クルマとクルマを取り巻く仕事について楽しみながら学びつつ、社会生活の中で必要な協調性・積極性、及び人とのコミュニケーションを身につけることのできるプログラムを計画している。

■キッザニアについて

 2歳から12歳の子供達とその親や関係者を主な対象とした、様々な職業を疑似体験することができる施設。1999年に誕生したメキシコの「キッザニア」は、年間来場者82万人、227日間満員記録を樹立するなど、ユニークなコンセプトが高く評価されている。
 「キッザニア東京」は、大成功を収めているメキシコでの運営システムをベースとしながらも、日本のこども達をとりまく環境を反映し、未来の社会を担うこども達のためのエデュテインメントタウン(Education(学び)とEntertainment(楽しさ)を統合した造語)を目指している。