フェラーリ デイトナ【コンコルソ・イタリアーノ レポート】

 フェラーリのモデルのなかでは、あまり人気のないデイトナだが、車名の由来は1967年のデイトナ24時間耐久レースで330P4が1位から3位まで独占したことを記念してつけられた。北米を意識したデザインは、ピニンファリーナ時代のフィオラバンティが描いたもので、最初は固定式ヘッドライトを採用していたが、1970年に北米市場用モデルからリトラクタブル式に変更。4.4LV12は352psを発生した。レースの世界では、ポール・ニューマンがそのレーシング仕様に乗っていた。