レッキカーが来ない!どう切り抜ける?マレーシアで最大のピンチ!

    何とも凄いレッキカーになっちゃいました。しくしく

待てども来ないレッキカー、最後の手段に打って出た!

 レッキカーは着くだろうか?大いに不安を抱え連絡を待っていると、いわゆる「無しのつぶて」。レッキスタートの9時になっても連絡すら無い。最大のピンチである!もしかすると国境に近いサービスの場所に来ていて、電話の電波が届かないという可能性も。そこでアキと新美だけ関係者に頼んでサービスに行かせる。されど「電話は通じます。レッキカーはありません」。

 もはやこれまで! ホテルで「すぐ使えるレンタカーを!」と頼んだら「5分あれば準備出来る」。するとどうよ! 免許証を見るわけでもなく書類を書くわけでもなく、キーだけ渡され「5千円ね!」(当然ながら現地通貨です)。

 すげぇ! すげぇぜ!

レンタカーで何とかレッキに間に合うことが出来た

 駐車場に行ってもっと驚く。ダイハツの軽自動車のエンジンを850ccにしたクルマで、走行距離34万km!走り出すや、もっともっと驚く!だってダンパーはスコスコ。普通の道で底付きしちゃってます。これでダート走って壊れないのか?

 けれど他に方法無し!34万kmのポンコツにムチ打ってサービスへ行くと、アキはオフィシャルとサッカーやってる!なんじゃ〜!「することがなかったので……」。まぁそうなんだけど、天を仰ぐとか他にヤルことないのか?まぁ行け!

 サービスでガックリ疲れていたら、昼過ぎにラリーカーとレッキカー到着。何でもタイ側の国境の税関員が「陸路を走ってくるラリーカー」を見たことなくて、いろいろ問い合わせをしていたとのこと。

 いずれにしろレッキにゃ間に合わず。幸いアキは何とかリタイアせずレッキを終了。ただ時間の関係で4分の1くらいのSSが1回しかレッキ出来なかったらしい。まぁ全くペースノート無しで走ることを考えればいいか?

 いよいよ明日からラリー本番である!地元のスーパーに行くと一番奥にヒッソリとビールが!地元の人に聞いてみたら、人前で飲まなければいいらしい。

レッキカーが来ない!どう切り抜ける?マレーシアで最大のピンチ!
サービス地点で寂しくラリーカーを待つ