トヨタ エスティマ ハイブリッド
トヨタ エスティマ ハイブリッド

ウォークスルーは犠牲になったが、その他のスペースは十分に確保されるファーストシート。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

特等席となるセカンドシートは非常に快適な空間を確保。写真は8人乗りのベンチシートで使い勝手も抜群。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

7人乗りのキャプテンシート仕様も用意。ぜいたくなシートでくつろげる大人の選択だ。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

大型ミニバンなので3列目のシートにも無理がない。ここに座ることになっても後悔することはないだろう。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

シートを折り畳めばこれだけ広大なラゲッジスペースが出現。ハイブリッドであることをまったく感じさせないスペースユーティリティだ。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

スムーズナ無段階変速機を操作するゲート式シフト。乗用車感覚でスポーティなドライブが可能。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

ブルーを基調としたコンビネーションメーターは、先進的でクリーンなイメージ。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

ミニバンらしい楽しさを感じさせるWサンルーフもオプション設定。開放感に優れ、ファミリーには嬉しい装備だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ハイブリッドらしさを随所に感じるインテリア

 エクステリアに比べるとインテリア回りのほうがハイブリッド車に専用の仕様がいろいろと設けられている。運転席に座るとまず目につくのがメーターパネル。センターメーターの全体的なレイアウトは同じだが、タコメーターが廃止されて瞬間燃費のほか、走行系、空調系、電気系などのエネルギーメーターが設定され、完全に専用のものとなっている。

 瞬間燃費計やエネルギーメーターがメーターパネル内に設けられたことで、ベースグレードのXでは液晶パネルが省略された。これによってあえて純正のカーナビを装着しなくても好きな後付けカーナビ&オーディオを装着できるようになったわけ。最近のカーナビはバックモニターやブラインドモニターなども統合されているので、純正以外のナビは選びにくいのが実情だが、ユーザーの選択肢が増えたことは良しとすべきだろう。

"G" はさらなる高級感を実現

 このほか上級グレードのGでは、シート表皮がアルカンターラになり、本革&木目調のステアリングホイールが装着されることなどが新しい点。

居住空間をほとんど犠牲にしなかったのは立派

 バッテリーの搭載位置を運転席と助手席の間のセンターコンソールの下部とすることで、ウォークスルーはできないもののミニバンとしての居住空間やラゲッジスペースに影響を与えることなく、ハイブリッドカーに仕上げている。標準車と同じスペースを持つハイブリッドカーになった。

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代表グレード
X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4800×1800×1760mm
車両重量[kg]
1930kg
総排気量[cc]
2362cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm]
150ps(110kw)/6000rpm
エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.4kg・m(190N・m)/4000rpm
フロントモーター最高出力[ps(kw)/rpm]
143ps(105kw)/4500rpm
フロントモーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.4kg・m(190N・m)/4000rpm
リアモーター最高出力[ps(kw)/rpm]
68ps(50kw)/4610〜5120rpm
リアモーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
27.5kg・m(270N・m)/0〜1500rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
20.0km/l
定員[人]
8人
税込価格[万円]
363.3万円
発売日
2006/06/12
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム