トヨタ エスティマ ハイブリッド
トヨタ エスティマ ハイブリッド

改め言うまでもないが、卵型シルエットのエクステリアはとても先進的。ハイブリッドのイメージに良く合っている。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

専用デザインのバンパー、グリル、エンブレム、ヘッドランプなどを採用して差別化を図るフロントマスク。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

"プリクラッシュセーフティシステム" のミニ波レーダーを鼻先に装着。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

スポーティなリアスポイラーは、空力を考えられたデザインで環境性能に寄与する。

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専用デザインの、クリアタイプLED式リアコンビネーションランプを装着。知的な高級感が漂う。

トヨタ エスティマ ハイブリッド

こちらはブラック色仕様。先進的でありながら落ち着いた高級感を感じさせる。法人ユースなどに受け入れられるのでは?

トヨタ エスティマ ハイブリッド

暗いボディーカラーだと、リアのクリアランプとのコントラストが見事。存在感は抜群だ。

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あの "エスティマ ハイブリッド" が第二世代へ

 初代エスティマ・ハイブリッドは市販ミニバン初のハイブリッドカーとして一大センセーショッを巻き起こしたクルマだった。ベースのエスティマがフルモデルチェンジを受けたことで、エスティマハイブリッドも新型車をベースにした2代目モデルに生まれ変わった。

 初代エスティマハイブリッドに比べると技術的にも大幅な進化を遂げ、トヨタの先進技術を牽引するようなイメージを持つクルマであるばかりか、環境性能の高さで世界中のミニバンをリードするクルマともいえる。

ハイブリッドであることを誇示しないエクステリア

 外観デザインの変更はやや控えめなものだ。エスティマハイブリッド専用色やアルミホイールが用意されるほか、チンスポイラーを加えたフロントバンパーやグリル、リヤルーフスポイラー、前後のライト回りなどがハイブリッド専用のもの。プリウスなどと共通のハイブリッド・シナジー・ドライブのエンブレムが装着されるものの、一目でハイブリッドと分かるほどではなく、全体的な印象はあまりハイブリッドを強調したものではない。

 ハリアーやGSなど、ほかのハイブリッド車でも同様だが、標準車がある車種のハイブリッド仕様車はあまりハイブリッドを強調するものとはしないのが方針のようだ。

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代表グレード
X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4800×1800×1760mm
車両重量[kg]
1930kg
総排気量[cc]
2362cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm]
150ps(110kw)/6000rpm
エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.4kg・m(190N・m)/4000rpm
フロントモーター最高出力[ps(kw)/rpm]
143ps(105kw)/4500rpm
フロントモーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.4kg・m(190N・m)/4000rpm
リアモーター最高出力[ps(kw)/rpm]
68ps(50kw)/4610〜5120rpm
リアモーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
27.5kg・m(270N・m)/0〜1500rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
20.0km/l
定員[人]
8人
税込価格[万円]
363.3万円
発売日
2006/06/12
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム