あの "エスティマ ハイブリッド" が第二世代へ
初代エスティマ・ハイブリッドは市販ミニバン初のハイブリッドカーとして一大センセーショッを巻き起こしたクルマだった。ベースのエスティマがフルモデルチェンジを受けたことで、エスティマハイブリッドも新型車をベースにした2代目モデルに生まれ変わった。
初代エスティマハイブリッドに比べると技術的にも大幅な進化を遂げ、トヨタの先進技術を牽引するようなイメージを持つクルマであるばかりか、環境性能の高さで世界中のミニバンをリードするクルマともいえる。
ハイブリッドであることを誇示しないエクステリア
外観デザインの変更はやや控えめなものだ。エスティマハイブリッド専用色やアルミホイールが用意されるほか、チンスポイラーを加えたフロントバンパーやグリル、リヤルーフスポイラー、前後のライト回りなどがハイブリッド専用のもの。プリウスなどと共通のハイブリッド・シナジー・ドライブのエンブレムが装着されるものの、一目でハイブリッドと分かるほどではなく、全体的な印象はあまりハイブリッドを強調したものではない。
ハリアーやGSなど、ほかのハイブリッド車でも同様だが、標準車がある車種のハイブリッド仕様車はあまりハイブリッドを強調するものとはしないのが方針のようだ。