注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:トヨタ ヴィッツ
ガリバー自動車流通研究所
自動車ユーザーへのアンケート調査や新車・中古車・買取価格の相場など、自動車市場を中心としたインターネットリサーチとリアルリサーチを活用し、調査報告を行う研究機関である。
【リセールバリュー】クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。新車で買ったクルマが3年後にどの程度の価値を持っているのかを数値化したもので、数値が高いほど次の乗換えまで価値の下落が少ない。クルマ選びの指標の1つ。

トヨタ ヴィッツの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

1999年にデビューし、コンパクトカーブームの火付け役となったのが初代ヴィッツ。欧州でもヤリスの名で人気のコンパクトカーといえ、世界的に認められたコンパクトカーである。
そのヴィッツが2005年2月にフルモデルチェンジされデビューした。ボディサイズがやや拡大され、インテリアの質感も高められたことにより、初代ヴィッツよりも高級感が増し、ヴィッツ登場以降次々と出現したライバル達に対抗できるパッケージとなった。

初代ヴィッツ登場以降のコンパクトカーは3.8m程の全長ながら広い車内空間を実現。特に後発のホンダ・フィットはガソリンタンクの搭載位置を変え、広い後席の空間を実現している。ヴィッツも他社に負けじと車内空間の拡大を図っている。
もう一つ、現行ヴィッツの改良点は燃費にある。旧モデルの1.0リッター4気筒エンジン搭載車が10.15モード燃費で20.5Km/Lだったのに対し、現行の1.0リッター3気筒エンジン搭載車は22.0Km/Lへと向上している。更にアイドリングストップ機能が備わるインテリジェントパッケージ付なら24.5Km/Lまで燃費は向上する。ガソリン価格高騰の時代に合わせた改良が加えられている。

今回のクルマ
Specifications
グレード
1.0F“Intelligent Package”
ボディサイズ
3750x1695x1520mm
エンジン型式
1KR-FE
総排気量
996cc
最高出力
71ps(52kW)/6000rpm
最大トルク
9.6kg-m(94N・m)/3600rpm
10・15モード燃焼
22.0km/l
定員
5人
発売日
2005年2月1日
車両本体価格
\1,260,000

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リセールバリュー診断

ヴィッツのリセールバリューはBランクとまずまずの数値。各メーカーから様々なコンパクトカーが発売され、中古車のタマ数も増えている現状で、Bランクのリセールバリューはヴィッツの人気の高さを示している。

燃費に優れ、経済性も高い。更に質感も向上するなど、今までのコンパクトカーにプラスアルファの魅力が加わった結果といえる。車内も広くなったことから実用性も向上しており、完成度はかなり高いといえるだろう。コンパクトカーブームを作ったトヨタだけに、ポイントをおさえたクルマ造りができている。好調な売り上げを記録しているのも納得できる内容だ。

車両本体価格
\1,260,000
登録など諸費用
\200,000
値引き
\-100,000
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
41%〜60% B
約 \ 604,000

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