オペル ザフィーラ
オペル ザフィーラ

"アストラ" にも似た最新のオペルトレンドを受け継ぐフロントマスク。親しみやすさを維持しながら、しっかりした存在感をかもし出す。若々しくスポーティ。

オペル ザフィーラ

コンパクトなサイズの中で機能美を追求したデザインを実現しているので、非常に知的なイメージが漂う。無駄を感じさせない造形はさすがだ。

オペル ザフィーラ

テールランプの形状はオーソドックスなものだが、レンズに工夫を凝らした設計で、高い質感を追求している。視認性も抜群だ。

オペル ザフィーラ

ユニークなサンルーフを搭載した場合、ルーフ形状も独特なものになる。外見からも楽しさが伝わってくる。これはRVとしてすごく重要なこと!

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ザフィーラってどんなクルマ?

 オペルのザフィーラは1999年に発売された初代モデルが世界で140万台という好調な売れ行きを示したクルマ。全長が4.4mを切るようなコンパクトなボディの中に7人乗りのシート配置を実現したフレックス7シーティングシステムの合理的なパッケージングが特徴で、日本でもザフィーラが3000台強、その後スバルブランドのトラヴィックが1万2000台ほど売れ、合計で1万5000台が販売されている。

 一時販売が休止されていたザフィーラだが、2代目モデルに切り替わったのに合わせて、改めてザフィーラとして輸入されることになった。ボディサイズは少し大きくなったが、小さめのボディの中に3列シートという基本コンセプトは変わらない。

オペルトレンドの先端をいくデザイン

 V字をモチーフにしたフロント回りのデザインなどはアストラをイメージしたもので、ひと目でアストラファミリーの一員であることが分かるデザインだ。フロントのボンネットフードからリヤのバックドアに至るまでクリースラインと呼ぶキャラクターラインが通じているのがひとつの特徴だ。

代表グレード
CD スタイルパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4465×1805×1635mm
車両重量[kg]
1560kg
総排気量[cc]
2198cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
150ps(110.33kw)/5600rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
21.9kg・m(214.77N・m)/4000rpm
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
12.2km/l
定員[人]
7人
税込価格[万円]
289万円
発売日
2006/01
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
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