ザフィーラってどんなクルマ?
オペルのザフィーラは1999年に発売された初代モデルが世界で140万台という好調な売れ行きを示したクルマ。全長が4.4mを切るようなコンパクトなボディの中に7人乗りのシート配置を実現したフレックス7シーティングシステムの合理的なパッケージングが特徴で、日本でもザフィーラが3000台強、その後スバルブランドのトラヴィックが1万2000台ほど売れ、合計で1万5000台が販売されている。
一時販売が休止されていたザフィーラだが、2代目モデルに切り替わったのに合わせて、改めてザフィーラとして輸入されることになった。ボディサイズは少し大きくなったが、小さめのボディの中に3列シートという基本コンセプトは変わらない。
オペルトレンドの先端をいくデザイン
V字をモチーフにしたフロント回りのデザインなどはアストラをイメージしたもので、ひと目でアストラファミリーの一員であることが分かるデザインだ。フロントのボンネットフードからリヤのバックドアに至るまでクリースラインと呼ぶキャラクターラインが通じているのがひとつの特徴だ。