新しく追加されたSI-DRIVE
マイナーチェンジでは一般に、インテリア回りにはあまり手が加えられず、シート表皮やトリム類の変更が行われる程度に終わるのだが、今回のレガシィではインテリアにもいろいろな変更が加えられている。
最も大きく変わったのはセンターコンソールの部分で、ここには新しいエンジン制御システムであるSI-DRIVE用のコントローラーが設置された。
自然に左手を置いた位置にあって操作し易いのがポイント。下に押すか左右どちらかに回すか、いずれにしても1回の操作で希望のモードが選択できる仕組みだ。
SI-DRIVEのモードが表示されることもあって、インパネ内のマルチインフォメーションディスプレーが新しくなり、燃費の良い運転を手助けしてくれるECOゲージなども新しく設定された。
またステアリングに設けられていたATの変速ボタンは、今回からステアリングコラム裏側のパドルシフトに変更されている。
従来に比べると格段に操作性が向上し、スポーツドライビング中のシフト操作が容易になった。