BMW Z4ロードスター/Z4Mロードスター
BMW Z4ロードスター/Z4Mロードスター

新登場「M」のフロントマスク。標準車のフェイスリフトにならい、ホワイトターン・インジゲーター、ワイド&ローイメージを強調した新フロントグリル、フラッシュ・サーフェス化したキドニーグリルなどを採用して、非常に洗練された印象である。

BMW Z4ロードスター/Z4Mロードスター

リアでは新デザインのテールランプが目を引く。今までよりすっきりした印象になった感じである。

BMW Z4ロードスター/Z4Mロードスター

「M」のエンブレムが小さいながら誇らしげに輝く。相当な高性能化が図られる「M」モモデルなれど、それをひけらかさないエクステリアはさすがである。

BMW Z4ロードスター/Z4Mロードスター

「M」モデルには専用の18インチアロイホイールが採用される。サイズはフロント225/45ZA18、リア255/40ZA18となっている。ちなみにお得意のランフラットタイアは採用されない。最近のBMWはランフラットタイアにかなり自信をもっているはずだけど、そこまで走りにこだわっていると言うことだ。

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こちらは標準のZ4。やはりフェイスリフトで一皮むけた感じが新鮮だ。

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「M」モデルは確かに圧倒的な存在感を誇るが、カジュアルにこの美しいデザインを味わえる標準モデルも、とても上品で素敵な選択だと思う。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 BMWのオープン・スポーツZ4がマイナーチェンジを受けた。日本では2003年1月にデビューして以来、約3年振りのマイナーチェンジだが、それに合わせてオープンボディのロードスターだけでなくクローズドボディのクーペを追加したほか、ロードスターとクーペの両方にMモデルを設定した。
 新しいZ4の外観デザインはグリルやバンパー回りに手が加えられ、ワイド&ローのイメージを強調して全体にスポーティさを強めている。フロントのフォグランプやリヤのテールランプのデザインも変更された。さらにMロードスターでは前後のバンパー形状が専用のものに変更されるのを始め、専用のフロントグリルや18インチにインチアップされたタイヤに専用デザインのアルミホイールが採用され、Mのエンブレムが装着されるなど、一段とスポーティな印象を与えるものとされている。
 ロードスターでは電動開閉式のソフトトップが全車に標準で装備されるようになった。このソフトトップはボタンを押すだけのワンタッチの操作によってわずか10秒程度で開閉操作が終了する。2シーターである分だけやや小さめの幌ということもあるが、電動式での開閉時間の短さは随一といえる。

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代表グレード
2.5i
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4100×1780×1285
車両重量[kg]
1400
総排気量[cc]
2496
最高出力[ps(kw)/rpm]
177(130)/5800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
23.5(230)/3500-5000
ミッション
6AT
定員[人]
2
税込価格[万円]
439
発売日
2006.4.25
レポート
松下 宏
写真
森山 良雄
スタイル インテリア 走り&メカニズム