BMW5,6,7シリーズに「ナイト・ビジョン」を設定!

夜間でも、温度感知カメラが歩行者や動物を検知。

 ビー・エム・ダブリューは、夜間運転時におけるドライバーの視認性を高める「BMWナイト・ビジョン」をBMW5,6,7シリーズ(除くM5,M6)にオプション装備品として設定し、5月15日より全国のBMW正規ディーラーにて販売開始する。

 BMWナイト・ビジョンは、夜間走行時におけるドライバーの視認性を高める装備で、ヘッドライトの明かりでドライバーが物体を認識する前に温度感知カメラが歩行者、動物、障害物の存在を検知し、そのイメージをナビ画面に表示する。

BMWナイト・ビジョン
BMWナイト・ビジョン
BMWナイト・ビジョン

 BMWのエンジニアは、比較研究や独自の科学試験を慎重に行い、夜間の歩行者、動物、障害物の検知に最も有効とされる革新的な遠赤外線技術の採用を決めたとしている。
 遠赤外線技術は、歩行者や動物の体温や物体の熱を温度感知カメラで検知することにより、対象物をくっきりと浮かび上がらせている。また、あまりに詳細に表示すると逆にドライバーの注意が分散されるため、あえてイメージの詳細は表示させずに影のような形で人や動物だと認識できる程度にしているという。
 温度感知カメラは、他社のシステムの約2倍となる最大300メートル前方まで検知可能で、ドライバーは早い段階(時速100km/hで最大5秒前)で危険予測が可能となる。

 BMWナイト・ビジョン(オプション)の価格は、275,000円。