今年初めのデトロイト・ショーで発表されたマツダCX-7のスタイリングを受け継ぎ、３列７人乗りの新型SUVがCX-9だ。ヤングカップルとファミリーをターゲットに開発されたCX-9は、全長5070mm、全幅1935mm、全高1730mmのボディサイズを持ち、同じセグメントの属するクルマの中でもっとも長い、2875mmというホイールベースを設定。２列目のシートとCピラーの間に約66cmのスペースを設け、３列シートへのアクセス性が高められている。
CX-9のエンジンは、250psを発する可変バルブタイミング機構を備えた新しい3.5LV6を搭載。トランスミッションはマニュアルシフトモード付きの６速ATのみだが、駆動方式はFFもしくはアクティブ・トルク・スプリット・オールホイール・ドライブシステムが用意されており、後者はコントロールモジュールによって、自動的に最適なトルク配分を行ってくれる。
装着されるホイールはフロントが18インチなのに対し、リヤは２インチアップの20インチを履く。
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