マツダ 新型MPVをバリアフリー2006に出展

介護する側、される側の負担がより軽減

 マツダは、2006年4月20日からインテックス大阪(大阪市住之江区南港北)で行われているバリアフリー2006に、5月下旬発売予定の、新型MPV助手席/セカンドリフトアップシート仕様車(出展車はセカンドリフトアップシート仕様車)ほか、全4車種を出品している。

 この仕様車は、専用リモコンまたは操作スイッチにより、電動で助手席もしくはセカンドシート(2列目左側)のシートを回転させることが可能、またシートが昇降する機構も備えている。

 旧モデルに、オートリクライニング機構を追加、昇降時にシートの背もたれを最適なポジションまで自動的に倒し、頭部のクリアランスを確保。

 さらに、下降時のシート座面地上高を従来の450mmから435mm(セカンドリフトアップシート車)とすることにより、車いすなどからの移動の負担が少なく、スムーズな乗降が可能。これにより、車の乗降する際の介護される側と介護する側の負担を軽減することができるという。

 またユーザーの用途によってリフトアップシートを助手席、セカンド席(2列目シート左側)のどちらかを選択し装着することができる。

 マツダは、バリアフリー2006に新型MPVのほかプレマシー 助手席リフトアップシート車、デミオi(スロープ式車いす移動車)、AZ-ワゴンi(スロープ式車いす移動車)を出展している。

 持ち込み登録扱となるが、「23Fグレード」を除く全機種に設定、幅広いニーズに対応している。販売台数は、年間100台を計画している。

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