注目モデルのリセールバリュー診断
自動車ユーザーへのアンケート調査や新車・中古車・買取価格の相場など、自動車市場を中心としたインターネットリサーチとリアルリサーチを活用し、調査報告を行う研究機関である。
【リセールバリュー】クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。新車で買ったクルマが3年後にどの程度の価値を持っているのかを数値化したもので、数値が高いほど次の乗換えまで価値の下落が少ない。クルマ選びの指標の1つ。
レクサス GS450hの魅力とは?
■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

伸び悩む販売台数で苦戦が続く「レクサス」から、世界初のハイブリッドセダンが発売された。
その名は「GS450h」——アリストの後継モデルにあたる「GS」に、トヨタが誇るのハイブリッドシステムを組み合わせたハイブリッドセダンである。

特徴としては、
・FR乗用車専用ハイブリッドシステム
・ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム
という世界初の技術を搭載。
ほとんどのフルハイブリッド車はFFか(FFベースの)4WDとなり、FRで市販されるのはこのGS450hが初めてだ。マイルドハイブリッドではクラウンなど発売されている。
もうひとつの「ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム」は、進路上の車両や障害物に加えて、ドライバーの顔の向きを検知し、危険を検知した場合ブザーやブレーキで危険を知らせるというもの。

そして気になる走りはというと……。
そもそもGS450hの排気量は3.5リッターである。普通に考えればGS350hなのだが、ハイブリッドということでモーターの出力も追加されている。「走りは4.5リッタークラス」というのがレクサスのうたい文句なので、走りの面で450と考えて良いだろう。0-100km加速も5.4秒と、下手なスポーツカーより断然速い。
一方で、燃費はなんと14.2km/Lと、2.0リッタークラス並の省燃費を実現している。
まさに、走りと経済性を両立したスーパーセダンといえるだろう。
今回のクルマ
Specifications
ボディサイズ 4830×1820×1425
総排気量 3,456cc
最高出力 218KW(296ps)/6,400rpm
最大トルク 368N・m(37.5kg-m)/4,800rpm
定員 5人
発売日 2006年3月16日
車両本体価格
車両本体価格 \7,700,000
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まず販売台数が目標150台/月と控えめなところも、将来的な希少性として評価できるところ。 それに加えて高級感・高品質・走りと、人気の要素が揃っているだけにリセールバリューが必然的に高くなるのは当然だろう。 レクサスはGS / IS / SCと共に高いリセールバリューが予想され、買って損しないブランドといえる。
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