マレーシアに向け期待高まる

 3月12日に開催されたFIAフォーミュラワン世界選手権の開幕戦バーレーンGPで、ブリヂストン装着チームがポールポジション、ポイント、表彰台、そして最速ラップタイムを獲得し、幸先の良いスタートを切った。ブリヂストンは開幕戦の結果を生かして、マレーシアGPでも成果を上げたいという。現在ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)はドライバーズ・ランキングの2位につけており、全56周で争われるマレーシアGPでは表彰台の最上段に立つことを目指している。MF1レーシングとスーパーアグリの両チームもバーレーンでのパフォーマンスをいっそう発展させられるよう期待しているという。

 ブリヂストン・モータースポーツ推進室長である安川ひろし氏は、「ブリヂストンは開幕戦の結果に大いに励まされてバーレーンを離れることができた。マレーシアではブリヂストン装着ドライバーが表彰台の中央に立てるよう、そしてできるだけ多くのドライバーがポイントを獲得できるようサポートすることがブリヂストンの目標となる。」と意気込みを語った。

 2006年タイヤレギュレーションは、ドライバー一人につきドライタイヤ7セット、ウェットタイヤ4セット、そしてエクストリームウェザー・タイヤ3セットの使用を許可している。