ルノー新型ルーテシアを徹底的にCHECK&TRY!

【ルノー新型ルーテシア】ベストチョイスは?

 06年3月に登場したばかりの新型ルーテシア。今のところ標準仕様と「エル」の2グレードがあり、3ドアと5ドア、ATとMT(エルを除く)から選ぶことが可能だ。
 「エル」に付加される装備はアルミホイールやオートエアコンなどその差はわずか。標準グレードでも満足いく選択となる。5ドアと3ドアの選択は乗る人の生活シーンにより選んだら良いだろう。価格は189.8万円(3ドアMT)から219.8万円(5ドアエル・4AT)までとなっている。

 ただし先代モデルが1.2リッターから2.0リッターのRSまで豊富なバリエーションを誇ったことからも、新型もいずれ、さらなるバリエーションを展開していくのは間違いない。今後の展開にも注目だ。

◎詳しくは 『新型ルーテシアのオススメグレードはコレだ!』をチェック!

【ルノー新型ルーテシア】ライバルは?

ルノー新型ルーテシアを徹底的にCHECK&TRY!

 欧州Bセグメントに属する新型ルーテシア。ライバルはプジョー206(176.925〜312.9万円)、シトロエン C3(179〜279万円)、VW ポロ(178.5〜249.9万円)、フィアット プント(184.8〜208.95万円)など。
 そんな中でもプジョーの大ヒットモデル「206」は最大のライバルとなる。こちらはデビューから6年を経てまさに熟成期。2.0リッターのスポーツモデルやオープンのCC(クーペカブリオレ)、ステーションワゴンのSWなど非常に幅広いバリエーションを持つのも特長だ。ただし、既に本国で後継モデル「207」が発表済み。ルーテシア同様にボディサイズの拡大がニュースだ。恐らく07年頃には日本にも入って来ると思われるから、今206を買うならそのあたりを理解した上で検討すべきだろう。

【ルノー新型ルーテシア】ライバルは?その2

ルノー新型ルーテシアを徹底的にCHECK&TRY!

またいっぽうで、1クラス上のCセグメントに属するルノー メガーヌにも注目したい。こちらにはルーテシアと同じエンジン・ミッションを積む1.6リッターモデルが存在する。価格も220.5万円から(5MT・1.6)と、そのバリュー度の高さに驚くだろう。また、比較的オーソドックスにまとめられたルーテシアに対し、メガーヌの個性的なボディデザインは世界にも類を見ない独特の世界観を持つ。さらにCセグメント輸入車の代表格、VW ゴルフE(1.6リッター・6AT)も240.45万円。ファミリーでの使用を考えるなら1クラス上の室内の広さは魅力的だ。ただし新型ルーテシアは後席の広さもクラス最大級をうたうなど、室内空間の広さはクラスを超えた余裕を持っている。街乗りの使い勝手にも直接影響するボディの大きさも加味し、じっくり検討したいところだ。

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達人プロフィール: 徳田 透
職業:町のクルマ好き
1歳の誕生日、母に抱えられ出かけて以来、一度も欠かさず東京モーターショーに通い、『自動車ガイドブック』を絵本代わりに育つ。クルマ以外にも鉄道・バスといった陸を走る乗り物ならみんな大好き。単なる「マニア」とも言う。