マツダ MPV
マツダ MPV

多分に乗用車ライクなインテリア。どんなクルマから乗り換えてもほとんど違和感ないだろう。ただあまりにオーソドックスすぎるのは、この手の車にしては珍しい?

マツダ MPV

「走るミニバン」を公言しているものの、フロントシートは別にサポート性に優れていない。ただたっぷりとしたサイズのシートなので余裕をもっと座れるし、スペースも広いので伸び伸びできる。

マツダ MPV

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2ndシートは、オットマンや可倒式ネックレストを装備しており「スーパーリラックスシート」と呼ばれる。ただ残念なことにオットマン足を伸ばせるほどのスペースは確保されていないし、ネック&ヘッドレストの角度も変。乗り心地も突き上げが激しいので、あまり快適だとは言えない。

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これだけのボディサイズなのにも関わらず、3rdシートはあまり広くない。大人が座るのは厳しいのでは? もう少し良いパッケージングを実現して欲しかった……

マツダ MPV

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3rdシートは当然折り畳めることができる。MPVの場合フラットで使いやすいラゲッジスペースが確保され、開口部も広いので、使い倒すにはもってこい!

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リアトランク下に収められたBOSEのウーハー。いい音でドライブが楽しめるとなれば、確かに魅力的な装備である。しかしスペースユーティリティを重視するミニバンで、デッドスペースを作り出してしまうのはちょっといただけない……

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 インテリア回りのデザインは立体的に見えるようにデザインされた青いメーターパネルが斬新な印象を与えるが、四角いデザイン処理がなされたインストのセンター部分は新鮮さに欠ける印象もある。
 ホイールベースが延長されたことが貢献して室内空間は大きく拡大された。2列目のシートは左右独立したキャプテンシートとして設定されていて、前後左右にスライドしてゆったりした空間を確保することができる。また3列目のシートにも大人がしっかり座れるだけの空間が確保されている。
 2列目のシートはオプションでスーパーリラックスシートが設定されるほか、左右のシートを密着させると3名が座れるようになる。このため乗車定員は全車が8名だ。3列目のシートは6:4分割可倒式で、簡単な操作でフラットで広々としたラゲッジスペースが作れる。また大容量のアンダートランクも用意される。ただ、2〜3列目のシートの中央には3点式シートベルトの設定がない。

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代表グレード
23C
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4860×1850×1685
車両重量[kg]
1720
総排気量[cc]
2260
最高出力[ps(kw)/rpm]
163(120)/6500
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
21.4(210)/4000
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
12.2
定員[人]
8
税込価格[万円]
247
発売日
2006.2.2
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム