2001年に登場した初代モデルは密度の高いパッケージングを表現した新鮮な感覚のデザインを採用するスタイリッシュな外観と上級感覚のインテリアを持つ軽自動車だった。日産にOEM供給されてモコとして販売されたクルマでもある。
今回の2代目モデルでは、メインのターゲットユーザーを小さな子供のいる若い主婦に絞り、“ママの優しさ”を形にすることを目指している。特に使い勝手などの面に女性や子供への配慮が表れている。
外観デザインは“可愛いけど甘すぎない”線を狙ったというが、初代モデルがモノセックス的な感じの斬新さがあったのに比べると、今回のモデルは丸型のヘッドライトなどがはっきりと女性向きであることを示している。これだと男性ユーザーはちょっと引いてしまうのではないか。
サイドウインドーの部分にはシャープなラインもあるが、全体に丸みを帯びたラインで構成されていて、親しみやすいデザインが形作られている。ボディカラーははっきりした色は少ないが、全部で8色用意されており、ボディカラーによって2種類の内装色が設定されている。3色ではベージュとマルーンの2種類の内装色が選べる。