メルセデス・ベンツ Bクラス
メルセデス・ベンツ Bクラス

Aクラスとイメージは似ているものの、やはり格上感を感じさせるインテリア。独特の包まれ感はいかにも「メルセデス」である。またステアリングのスイッチでオーディオなどの操作ができるのもポイント!

メルセデス・ベンツ Bクラス

CVTと言えど、メルセデス伝統の「ゲート式」シフトレバーは当然採用されている。そのカチッとした操作感はファンの多いところ。レバー自体の質感もオーナーのプライドをくすぐってくれる。

メルセデス・ベンツ Bクラス

Aクラスと似たパッケージングを採るためか、アップライトな視界などが共通したイメージ。ただ横の広がり感、ゆったり感は明らかに増していて乗りやすい。

メルセデス・ベンツ Bクラス

Bクラスで一番自慢したいのはこのリアシートなのでは? 出っ張りを徹底的に排除して、足元などの「絶対的スペース」を確保しているのはもちろん、頭上にも十分なゆとりを確保。精神的にすごく落ち着ける空間を提供してくれる。

メルセデス・ベンツ Bクラス

ラゲッジスペースのユーティリティも抜群なBクラス。リアシートを折りたためるのはもちろん、高さを2段階にかえられるフロアボードも採用し、超フラットなラゲッジスペースを実現。マウンテンバイクを2台飲み込んでしまうと言うのは圧巻だっ!

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 Bクラスのインテリア空間はゆったりした広さが大きな特徴となる。全長は4270mmと比較的コンパクトなものながら、全幅は1780mmとたっぷりしたサイズであり、ホイールベースも2780mmと相当に長い。これはCクラスのホイールベースを超える長さであり、室内空間の広さというか、後席の居住空間でいえばEクラス並みの広さが確保されている。
 またロングホイールベースを生かしてラゲッジスペースも余裕十分の広さ。しかも簡単な操作でフロアパネルを2段階に切り換えることが可能だから、荷物に応じてフレキシブルな使い勝手を実現できる。
 サンドイッチ構造の安全ボディは、床面が高くなって必ずしも乗降性が良いとはいえないのがわずかな難点だ。
 運転席回りのデザインはメルセデス・ベンツの文法に則ったもの。適切なリーチや全体的にちょっと重めで確かな手応えのある節度感など、ベンツらしい操作性のクルマに仕上がっている。
 快適装備はレインセンサーやオートライトなど最新の快適装備が用意され、安全装備もABSやESP、SRSウインドウバッグなど充実した仕様が用意されている。

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代表グレード
B170 スポーツパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,270×1,780×1,595
車両重量[kg]
1,400
総排気量[cc]
1,698
最高出力[ps(kw)/rpm]
116(85)/5,500
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.8(155)/3,500-4,000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
12.8
定員[人]
5
税込価格[万円]
318.15
発売日
2006.1.23
レポート
松下 宏
写真
森山 良雄
スタイル インテリア 走り&メカニズム