メルセデス・ベンツ Bクラス
メルセデス・ベンツ Bクラス

メルセデスならではの堂々としたフロントマスクはBクラスでも健在! それでいて若々しいスポーティなイメージも醸し出しているから恐れ入る……。

メルセデス・ベンツ Bクラス

踏ん張りの効いたリアスタイルは安定感&存在感たっぷりでSUVのよう。コンパクトハッチバックであるとはとても思えない。ドイツ車らしい「骨太さ」を感じさせる。

メルセデス・ベンツ Bクラス

リアテールランプはかなり大型できれいなデザイン。軽快感を狙ったAクラスのデザインと違い、高級感を感じさせてくれる。

メルセデス・ベンツ Bクラス

最上級グレードのB200ターボになると17インチ、5スポーククロームアルミホイールがおごられる。純正とは思えない「キラキラ」感で、若い人には大受けでは? しかしメルセデスらしさという部分では疑問をもってしまう……

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 2006年1月に発売されたメルセデス・ベンツのBクラスは、その名前が示すようにAクラスとCクラスの中間に位置するモデル。基本プラットホームはAクラスのものを使っており、サンドイッチ構造に基づく独特の安全ボディなどはAクラスと共通だ。ありていにいえば、従来のAクラスロングの後継モデルともいえる。
 ただ、Bクラスは専用の大きめのボディを採用するなど、独自の使い勝手を実現しているので、Aクラスとは異なるコンセプトのクルマと見るほうが良いのだろうと思う。AクラスはSクラスやEクラスを保有するメルセデス・ベンツのユーザーが、セカンドカーとして使うことも多かったが、今回のBクラスはファミリーユーザーがファーストカーとして選べるクルマである。メルセデス・ベンツ日本ではこのBクラスを今年の量販モデルに位置づけて拡販に取り組んでいる。
 外観デザインはスタイリッシュでダイナミックなもの。ボディサイドの流れるようなラインのカッコ良さはCLSクラスにも通じるものがあり、フロントグリルの大きなスリーポインテッドスターはベンツのラインナップにあることを強調している。

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代表グレード
B170 スポーツパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,270×1,780×1,595
車両重量[kg]
1,400
総排気量[cc]
1,698
最高出力[ps(kw)/rpm]
116(85)/5,500
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.8(155)/3,500-4,000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
12.8
定員[人]
5
税込価格[万円]
318.15
発売日
2006.1.23
レポート
松下 宏
写真
森山 良雄
スタイル インテリア 走り&メカニズム