適度なタイト感のあるドライバーズシートはBMWならではの演出。
運転席に乗り込むと、そこにはBMWならではの世界が広がっている。ワイド感が強調されたインストセンターは、ドライバー側にやや傾けたドライバーオリエンテッドのデザインが採用され、BMW車に共通したイメージを作っている。適度なタイト感のコクピットもBMWならではの雰囲気である。
今回のモデルではボディサイズが拡大されたこともあって、居住空間やラゲッジスペースの容量が拡大した。特にラゲッジスペースの容量が大きく拡大されたのは、ツーリングとしての機能性の向上につながった。従来のモデルはスポーティではあるがもう少し容量が欲しいと言われていたが、今回のモデルなら十分に使い勝手に優れたワゴンとなる。
快適装備の充実度も高く、カーナビこそオプション設定だが、ソーラーセンサーやミストセンサーの付いたオートエアコンを始め、CDオートチェンジャー、自動防眩ルームミラー内蔵のETC機器など、上級車にふさわしい装備が用意されている。
スマートエアバッグやサイドエアバッグ、カーテンエアバッグなどのほか、ABS、CBC、DTC、DSCなど、各種の先進的な安全機構も備えている。