ハマーH3。ブランド名が「ハマー」で車名は《H3》。《H1》の縮小版が《H3》。数字は大きくなったけど、ボディーは小さくなっちゃった。
ちなみに本当のご先祖様は米軍に正式採用されている多目的高機動車両HMMWV。この民政版が《H1》。それよりも乗用車風にしたのが《H2》。で、さらに小さくまとまったのが《H3》。そんなわけで、《H3》の見た目は《H1》とソックリだが、中身は別物。どちらかと言えば乗用車。完全にSUV。5mを切る全長は、日本で乗るにはもってこい。ちなみに、ボディーサイズも価格帯もほとんど
《ランクル100》 と一緒。いける。確実に日本でアシ車に出来るモデル。
兄貴分の《H2》はドレスアップされて六本木アタリでぶいぶいいわせている。だったら、《H3》は秋葉原だ!! 六本木から日比谷線を11駅ばかり北千住方面に進んだところにある電脳タウン。筑波エキスプレスの開通で再開発が進んだ地区。そして、日本で一番《H3》が似合う街。何しろ、
《H3》は《H1》の「コスプレ・バージョン」なのだ。見た目は一緒だけれど、中身は別物。「お帰りなさいませ。ご主人様」は似合わないが、『攻殻機動隊』なら似合うはず(よく知らないケド…)。
もっともっと《H3》の気分を盛り上げたいのなら、日比谷線をさらに2駅進んで上野のアメ横へ。アーミー系ファッション専門の『中田商店』で旧東ドイツ軍の軍服を揃えれば雰囲気満々!! 設定がメチャクチャだと騒ぐでない。それが「萌え」なのだ。そしてつまり、萌えクルマは《ハマーH3》なのだ!!