フォードは、新型フォーカス・フレキシブル・フューエルおよびフォーカスC−MAXフレキシブル・フューエルモデルをフランス市場に導入し、欧州におけるバイオ・エタノール燃料車のトップメーカーとしての位置付けを強くアピールし今後さらに強化を図っていくと発表した。

 フォードのFFVモデルは、バイオ・エタノール(E85)、ガソリン、もしくはE85燃料と通常ガソリンとのいかなる混合比率でも使用が可能で、従来のガソリンエンジン車に比べて全体の二酸化炭素排出量を70%削減し、さらに、燃料および調達先の選択や実際の操作面においても非常に柔軟性に優れている。

 フォードは、今回発表されたフォード・フランスのFFV導入以前から、スウェーデンにFFV技術を導入し成功を収めるなど、フランス以外の欧州始業でも大きな成果をあげ、過去10年間で全世界に100万台を超えるエタノール燃料車を供給しているとのこと。