ボディサイズの拡大により居住性は向上。
今回のモデルではボディサイズが拡大されたが、4500mm以下の比較的短い全長の中に7人分のシートを配置したフレックス7シーティングシステムを採用するのは今回のモデルも同じ。全幅や全高、そしてホイールベースも拡大された結果、7人の乗員が乗る3列シートのどの席でも居住空間は大きく拡大され、広くて快適な室内が作られている。
操作性を高めたフレックス7シーティングシステムは、割と簡単な操作で容易に7シーターから2シーターにするまでのシートアレンジが可能。ラゲッジスペースの容量も拡大されて、5シーターの状態では645リットル、2シーターの状態では実に1820リットルもの容量が確保される。
インテリアデザインもアストラと共通する要素がいろいろと盛り込まれている。ステアリングホイールやメーターパネルはアストラと同じだし、液晶ディスプレーやオーディオ、エアコンなどのパネルも共通となる。
逆にシフトレバーが従来より高いインパネに設置され、U字型のパーキングブレーキレバーを採用することなどはザフィーラならではの特徴的な要素だ。